
住居部とえさ場をつなぐチューブにマユや幼虫を運び、ここから動かなくなりました。
この場所は最も室温が高いと見られ、全数を早く羽化させたいようです。
えさ場にも常時アリがいるので、住居部だった場所にバナナを置きました。

1匹の個体がマユをかじっています。よく見るとマユの殻です。どこかに羽化した個体がいるはずです。

いました。右側の色の薄い個体が、羽化した個体です。早くも子育て要員として働いていました。

どのマユも中のサナギがはっきりと見え、間もなく羽化を迎えます。気になるのが、マユにくっついている小さな幼虫。たまたま次の羽化組になっているのか、もしかしたらエサ用として生長を止められているのか、そのあたりは今後の観察ではっきりするでしょう。