
玄関先の灯りに照らされるホトトギスの葉の上に、アリグモがいました。普段なら近づくと少しずつ逃げるアリグモですが、なぜかじっとしています。

おお、葉の上に糸を張ってじっとしています。ここを陣地として獲物の捕獲を考えているようです。
玄関先の灯りを見上げると、小さな蚊のような虫やユスリカがたくさん飛んでいました。これを狙っているようです。
アマガエルと同じですね。人家の灯りに集まる虫を獲りたくてここにいたのであります。
最良の場所に最良の陣地を築いたアリグモ、動きたくなかったわけです。
ただ、何日もここで動かない場合は、もしかしたら産卵を考えているのかもしれません。