若いころはゴキブリのように走り回っていたエンマコオロギも、今では木炭の遠赤外線で温まる日々を送っています。
羽根を動かして鳴いても音が出ないオスの個体。何百回何千回と鳴いたオスの羽根は、ボロボロになってしまいました。
ケース越しでなくても、ここまで寄れるようになりました。キャベツ交換のときは触覚で指をさぐるしぐさもあったりで、いよいよ完全に馴れの領域に入っています。
ただ、この領域に入るのはかなりのご老体になってからというのが寂しいところでもあります。
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触覚で触るのは「いつもこの人の匂いがしてるよなぁ。そうか、君とは友達なんだ。そうなんだろ?」
あ…涙出てきそう
いつ気付いたのかは忘れましたが、虫は逃げるばかりじゃないんだなということです。
少し離れてこっちを観察していたり、興味津々に匂いを嗅いだり、けっこう友好的な面もあるんだなと知ったころは、すでに昆虫飼育に夢中になっていました。
キャベツを交換するときは近くでじっとしているので、たぶんキャベツの人だぐらいは思っているのかもしれませんw