キャベツでも食べに来たのかなと産卵管に触れてあいさつしたら、動きませんでした。
最後まで生きたメスのエンマコオロギ、ついに天寿全うです。
昨年の6月半ばに孵化が始まったエンマコオロギでしたが、まさかいっしょに年を越せるとは思っていませんでした。
その後もキャベツを食べながら元気に生きていましたが、ここで生涯を終えました。
悲しいという気持ちは無く、むしろありがとうの気持ちが強いです。長い間楽しませてくれたエンマコオロギには、素直に感謝の気持ちを伝えたいです。
この個体は、飼育ケースの中で生まれ、飼育ケースの中で生涯を終えました。
箱の中での人生を強いることにもなる飼育という行為、長い間十分に楽しませてくれたお礼をするならば、それは預かった卵をきちんと孵化させてあげることかもしれません。
今年の初夏、この個体も産んだはずの卵が孵化する予定です。小さな小さな幼虫が土の中から這い出てくるころには、この母親は土になっています。そしてその土もまた、何かの生き物の住処になったり産卵床になることでしょう。
自然は巡るものです。世代は繰り返すものです。このルールだけは尊重しなければならないと思うわけです。
自分と最も長く一緒にいたエンマコオロギです。ありがとう。おつかれさま。
こちらでは飼育が終わって
飼育ケースを乾燥させています
卵が孵化したとき使わせてもらいます
卵はケースにふたして放置していますがこれでOK?
乾燥はしていません
箱の中の生活とは言え、ぁぃ♂さんなら快適な暮らしを提供してあげられたのではないでしょうか?
預かった卵たち。
ほんと大切にしなくちゃですね。
ウチの子供たちは全員お外の子なんで、たくましく育ってくれる事でしょう♪
こちらも間もなく飼育ケースの掃除に入ります。
所持しているケースの中で最大のものなので、水洗いも大仕事ですw
卵のケースのふたですが、必要酸素量は考えなくてもいい範囲だと思うので、自分は密閉状態にしています。
カビの確認や除去等で初夏までに数回ふたを開けますが、カビが生えないなら密閉でいいと思います(^O^)
>☆けめさん
サナギの保護も卵の保管も、当然飼育行為ですからねw
初夏はまだまだ先ですが、膨大な数の命が入った箱でもある産卵床は大事に保管したいと思います(^O^)
>ジャングルお嬢様さん
でも、えさ用のコオロギに情が移りすぎるとつらくなりますよw
健康なレオパのためには質のいいえさが必要なので、フタホシにはいい物を食わせてくださいねー(^O^)
もちろん、ストレスの少ない快適な環境も、えさには必要ですなw
この子の生涯は情熱大陸が作れそうですw
いや〜、びっくりですなぁ。
こんなに長生きするだなんて・・・・
まじやばいっすw
なかなかの生命力のコオロギで、飼い主も驚いた次第なわけですw
ふ節が無くなってからの期間が長く、全体が長いのではなくて終末部が長かったかんじでした。
一般的な昆虫の老い方とは違った面があり、なかなか興味深かったです(*^_^*)
飼育もコオロギもお疲れ様でした。
これでもけっこう長生きしてくれましたね。
にしても、2010年の方も最後に残ったのはメスでしたね。やっぱり昆虫、いや生物全体でメスのほうが長生きなのでしょうか?
確か人間も女性のほうが長生きのはずでしたので、もしかしたらメスがご長寿というのは生き物全般の共通事項かもしれませんねー。
必死に鳴いて早く死ぬオスは哀れですなw
カマキリなんかは食べられたりもしますし(^Д^)
息子が大好きなことと、ぁぃ♂さんのブログで色々教えてもらって好き、まではいけないけど、理解したい生き物になりました。そして引き継がれる命について、自然について色々考えるようになりました。
寒い日が続き、生き物達が活動し始める春が待ち遠しいですね。
たぶん侍の時代にも、野原ではコオロギの鳴き声が聞こえていたんだと思います。そこから何回も何回も世代を繰り返して、平成の飼育ケースの中で鳴き声が聞こえ、今またひとつの世代が終わりました。
何百回も繰り返してきたように、初夏にはまた新しい世代のコオロギが生まれてきます。
どうせ飼う生き物。1代の思い出から、遠い過去から続くロマンまでも感じることができたら、思い出も思想になると思います。
息子さんの中にも、いつの日かロマンが生まれるといいですね(^O^)
そのロマンが大きくなると、カメラを持ってブログを書くことになるかもしれませんが(^Д^)