
これが5月16日の状態。
下:4月24日に産んだ18個
左:5月3日に産んだ11個
右:5月14日に産んだ26個

これが本日5月21日の状態。なんと、孵化してます。

拡大図。こりゃどう見ても孵化してます。
今回孵化したのは「4月24日に産んだ18個」のグループ。4週間で孵化したことになります。
8匹は確認できますが、黄色くなっている卵も恐らく孵化するかもしれません。右上にいるのは、歩いて移動した個体だと思います。
前回はなぜか3カ月もかかって孵化しましたが、今回は4週間で孵化したことになります。
今回孵化した個体は、残りの卵といっしょに庭に放そうかと思います。去年孵化した3匹の個体が生存中ですので、観察記録はその個体と親個体で書いていきます。
正直飼育下で繁殖させたものを自然に放流する行為は慎んでいただきたいのですが。
じゃーどうすればいい、と聞かれれば蟹の餌にでもして欲しいのです。
もしくは冷凍すれば死ぬところを見ません。
逃がすのはちょっと・・・
それが、我々のモラルなのですし。
一人一人がそれを守ることにより、無闇な放流等を少なくしていけると思いますし。
放流による、在来種の遺伝子交雑問題の何が危ういのかといえば、抵抗性の統一化が起きてしまう、ということです。
たとえばメダカだと地域によって塩分耐性が違います。
もしそこに津波がきたとすれば塩分耐性が強い地域は生き残ります。
極端にいえばそういうことです。
このままやたら放流されると何か起きたときその種はすべて全滅してしまうかもしれないのです。
飼育下になると自然ではつかなかった菌が付着するかもしれません。
ともかく、何かしらやばい可能性があるんですな。
ともかく、逃がすのには反対な次第。
自分の意見が受理されれば幸いです(難しいでしょうけど)
大丈夫、新天地に放すのではなく、もともといた採取した場所に放します。
飼育下でここまで孵化した種類は自然界ではもっと孵化していたでしょう。また、菌は種類も数も自然界のほうが圧倒的に多い環境になります。
過酷な自然界に戻すことになるので、そこで生き抜く数も激減するはずです。
安心してください。元々いた場所に放す次第(^O^)