2012年08月06日
ネジバナ開花なう

2008年の夏に採取したネジバナも年々たくましくなり、今年はたくさんの花穂を出してきました。
ネジバナは雑草の部類なので、手を加えると失敗するタイプの植物です。なので、不安になっても見てるだけの日々でした。
また、菌根菌がうまく定着してくれるかもネジバナ栽培では重要なので、そのあたりも気になるところでした。


ネジバナ開花なう

上から見ると、ねじれながら花が開いているのがわかります。よく見ると左巻きと右巻きがありますが、これはネジバナの生態に由来するものです。興味のある方は、いい研究論文があるのでこちらを参照。


ネジバナ開花なう

ラン科の植物なので、小さくても気品を感じる花です。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(2) | その他の花や野菜の栽培 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おお!!ネジバナ!!
かなり前、静岡県の実家の雑草だらけの庭の一部にに繁茂してましたが、いつのまにか生えなくなってしまいました。
かなりのお気に入りだったのですが、植えたのでもなく勝手に生えていたのは雑草の部類だったんですね。
人手がなかった頃、所謂シルバーさんを頼んだところ、庭木や植物があまり得意な方々でなかったのか、なんでもかんでも枝はつんつんに切られ、小さい枝はひっこぬかれてしまったことがあります。
紫式部もそのひとつ。
今はシルバーさんも勉強しないとそういうのは仕事として成り立たないと思いますが、ずいぶん植生がかわってしまいました(涙)
8月6日は母の14回目の命日でした。このような日に、母もまた咲いたよと言っていたネジバナの話が聞けて嬉しかったです。
Posted by ぱぼ at 2012年08月07日 05:18
>ぱぼさん
ネジバナがまさに雑草ですので、不意に発見することがほとんどです。日当たりのいい平地に生えていることが多いので、草刈りでその姿を消すことが多い植物のひとつです。
種を蒔いて育てようと思ったこともありますが、種の採取時期が極めて短期間で、その種がまた粉のように小さいので、種蒔きはかなり困難でした。
そんな植物ですので、一度手にしたら大切に育てなければならないなと思いました。
ぱぼさんも、野原でいつかネジバナを見つけたら鉢植えにして育ててみてはいかがでしょうか。掘る時は土を多めにつけて掘り上げます、そうすれば、菌根菌もいっしょについてくるので、枯れる確率も減ると思います(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2012年08月07日 22:17
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
ページトップへ戻る