
飼育中のエンマコオロギ一族に別一族の遺伝子を入れるために、自然界のエンマコオロギを確保することに奮闘中な次第。そんな中、1匹確保しました。

体長は1cmぐらい。飼育中の幼虫とほぼ同じ大きさです。ちなみに、いっしょに写っているのはフンとトビムシ。
この個体をエンマコオロギの飼育ケースに入れようと思いましたが、ある問題に気付きました。
現在飼育中の幼虫は30匹ぐらい。最終的に10匹ぐらいでの飼育を考えていますが、20匹ぐらいを逃がす時にこの個体を見分けられないということです。頭に白マジックで印を付けても脱皮しますし、こりゃ問題だということになりました。
さらに、前にいっしょに入れた個体も10匹を選定するころにはみんな同じ成虫の姿になっているはずなので、これまた区別がつかなくなります。
そんなわけで、自然界から採取した別一族の個体を、しばらく別飼育ケースのほうで飼うことにしました。
10匹を選定するときに別一族の個体を混ぜつつ、10匹を選定する予定です。オスメスは同数を想定しています。

そんなわけで、新たに用意した別一族用飼育ケース。最終的に飼育する飼育環境と似せるため、木炭とバークチップを入れています。
砂が無かったため、しばらく鹿沼土でがまんしてもらうことにしました。

今回確保した幼虫。鹿沼土の粒が大きすぎて歩きにくそうですな。しばし我慢せよ。

前に確保した幼虫も、今回新しく用意した飼育ケースに引っ越してもらいました。
羽根になる部分が膨らみだし、順調に成長中です。この段階で産卵管が形成されていないので、オスだと思います。

別一族の個体は現在2匹。オス2匹メス2匹ぐらいを確保目標にしていますが、野原で探す時間も限られますので、前のように車庫の中に向こうから入ってきてくれれば楽なのですが。
シャッターの隙間のところに「Welcome! cricket」と札を出しておくかもしれません。
(┳◇┳)
一瞬さすがぁぃさん(^O^)と思いましたが、そうなんですね、今は識別できてもいずれは同じになってしまいますものね。模様があるわけではなし、行動にきわだった特徴をみつけるのも至難の技。
別種族いや別遺伝子個体の様子もまたレポしてくださいね。
それにしても車庫なり草むらなりで見つけられるの、うらやまし(*^o^*)
油性のペンで体の一部に印をつけることは、昆虫研究界の中では珍しくないですよーw
シャッターの中に入ってきたのは、隙間に入り込むコオロギの習性でしょうねー。
で、入り込んだらとてつもなく広い空間だったとw
で、その後つかまったと(^Д^)
野原採集なんですか?
灯火採集オススメですよ
エンマの鳴き声のする畑や野原近くのガソリンスタンドに深夜行きますと灯りに集まってくるコオロギを
簡単にゲットできますよ
今のところミツカド1ペアとエンマオス4匹メス6匹
捕獲できました。お試しあれ。
今回のは野原採集です。灯火採集ですか!?
深夜に灯火の下でモゾモゾとしていると、世間的にやばくないですか?w
お試しするかどうかは、冷静に検討したいと思います(^Д^)