
殻の直径1cmのパツラマイマイですが、腹足にちょっとだけ特徴があります。

歩いている時にはっきり見えてくるのですが、端のあたりに斜めの線が現れます。
カタツムリは歩くときに筋肉を収縮させて前に進みますが、その収縮の境界線のようなものが線として見えてきます。
アオモリマイマイの場合は全体に現れますが、パツラは両端に斜めに出るところがおもしろいところです。

また、通常ある黄色の帯が斑点に見えることもあります。斑点になったりならなかったりするので、何かをやっている時のしるしだと思います。加速中とかなんでしょうか。

今日も霧吹きをすると始まるのが運動会。ケース内を這いながら水を飲むわけです。内向的な母から生まれた個体ですが、育つにつれてすっかり外向的になりました。
どんな生き物でも馴れは生じますが、順応性の高いカタツムリの場合は、それが少し早いですねー。
パツラの親個体は馴れにくかったですが、ケース内で生まれた個体では、それが無かったです。
その格差を考えれば、パツラは他の種類よりも順応性が高いのかもしれません(^O^)