2013年01月26日
もうとっくに余生を過ごす時期に入っているはずのメスのエンマコオロギ。ふと見ると、産卵床の上に上がっていました。
湿ったところが好きなのかな、そう思っていると、腹部を震わせて産卵する動きを見せたのであります。

産卵管はとっくに割れて折れています。それでも産卵管を必死に土に挿し込もうとするその動きは、生殖とか本能とかを超えて、もはや神がかったオーラまで放っていました。

途中で羽根をかすかに震わせて見せたのは、土の湿度が低いことを知らせるためのコミュニケーション。このコオロギは、自身とは別の生き物である人間を理解しています。

そんな中で撮った動画。このコオロギの生き様をネットに残します。悲しい、寂しい、そんな脊髄反射の感情ではなく、生命体としての意地のようなものを感じていただけたらと思います。



posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(4) | エンマコオロギ〜2012年 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おおっ。まだエンマ飼育されていましたか
最近来ていなかったので驚きです
メスは腹部が大きいのでまだ産み残した卵を抱えているんだと思います。卵を撒き散らしてもおかしくないのですがガマンしているのも立派ですね

エンマの産み残したまま卵を抱えたまま母体が亡くなったらどうなるんでしょうかね?やっぱり一緒に死亡ですかね?
Posted by いか at 2013年01月27日 22:55
>いかさん
最後の1匹が健在中で、今日も水を飲んでいました。
卵は産卵床の上にこぼれていても不思議ではないのですが、1個も見当たらないので産めていないようです。
まあ、若い時期にすでにかなり産んでいるはずなので、この母体の卵は他の産卵床の中で眠っていますよ(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2013年01月28日 21:54
健気ですなあ。
何度見ても、自分のもてる力を全勢力使ってなしとげたい という気持ち。
以前拙ブログの中で土の中の卵は既に有精卵と伺ったと思いますが、このエンマのメスも交尾してお腹の中にずっと卵を持ち続けていた ということでしょうか。
とすると、産卵したい時期を選べるということは、ヒトよりその部分に関してはよほどフレキシブルで合理的ですな。
産卵管がいたんでしまって、産み落とすには至らないのは残念ですが、ひょんな拍子に健在な部分が土に刺さるかもしれず、、、
ぁぃさんが、愛情込めて見守る今季最長寿エンマ、更なる長寿を応援したいです。
Posted by ぱぼ at 2013年01月29日 09:32
>ぱぼさん
産卵管を早期に損傷して、まだ産んでいなかった卵を長期間抱えていたようなかんじです。
それでも少し前は産み、産卵床の上に落ちた卵を土中に埋めていましたが、最近は落ちている卵を見つけられません。
きっと産んでいないのだと思いますが、土の上にでも産んでくれれば埋めてやるのにと思うんですけどねー。もっと信じてほしい(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2013年01月30日 00:26
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