
ずっとキッチンペーパーの床材で過ごしてきたアオモリマイマイの筋無し4兄弟ですが、床材を通常飼育方式の砂利に変えました。
大人のカタツムリは砂利環境で飼っていますが、産卵も砂利の中にします。その砂利の中から卵を掘りだして別ケースに移すのですが、その別ケースの中では濡らしたキッチンペーパーの上に卵が置かれます。
キッチンペーパーの上で生まれたカタツムリの赤ちゃんはしばらくその環境で育ちますが、ある時期から今回のように砂利に変えています。
■キッチンペーパー上での赤ちゃん飼育の良い点
・常に水に触れていて乾燥が起こらない
・指でつまみ出す時に容易
・どこにいるかすぐわかる
・掃除が簡単
・床材に埋もれることが無い
※砂利上で飼うと上記すべての点が逆になります。
■砂利上での成体飼育の良い点
・産卵の際に掘るという動作の下で産卵できる(本能重視)
・ケースが大きくなると長期の湿度維持には砂利が適する
・寒暖蓄熱効果による温度湿度の変化が穏やかになる
・洗って再利用できる
・初代以来の砂利飼育で失敗が無い
これらの項目を考えて、そろそろ砂利に慣れさせてもいいなと思ったときに砂利に変えています。

移したばかりには、このように少し驚きますw
でもびっくりしたのは兄弟の体格差が少なくなってますよね?
殻の成長加速度的には、長男以外の個体が速くなっています。
ようやくエンジンがかかったようなかんじですw
カットルボーンもよく食べているので、栄養もうまく機能しているようです。
砂利に慣れたころにはみんな同じ大きさになっているかもしれません(^O^)