雪が融けて気温も徐々に上がるころ、ギザギザの三枚葉が地上に姿を見せてきます。春の山に行くと同じような三枚葉を見ることができ、それがこのミヤマオダマキです。
スイセンのように立体感のある花ですが、こちらは花びらが5枚です。
下を向く花が多いので、下から撮ってみました。キキョウとスイセンの中間のような雰囲気です。
水平と垂直で構成される花ですが、根元あたりをよく見ると不思議な造形があります。また、花と葉のイメージも互いに似合わないイメージ。改めて全体を見ると、何が何だかわからない植物なのであります。
花の裏はこんなかんじ。完全にまとめあげないで造形美として生かすあたり、偶然なのか必然なのかはわかりません。