2014年08月07日
女王アリの悲劇

結婚飛行を終えて地面に着地した女王アリ。しかし、自然界の食物連鎖から解き放たれるわけではありません。


女王アリの悲劇

地面を目指して飛んできた女王アリは、こうしてクモの巣に引っ掛かることも多いです。カエルなどもそうですが、こうした"ボーナス"を得ながら食をつなぐ生き物もたくさんいます。


女王アリの悲劇

これはある意味貴重な写真。羽根の生えた女王アリの腹部には、交尾相手のオスの羽あり。その両者はすでに死んでおり、それをクロヤマアリがえさとして運んでいます。
たぶん、空中で交尾中にオスが抜けなくなったのだと思います。メスはそのまま地上に降りたはいいですが思うように動けず、そうしているうちにクロヤマアリの攻撃を受けて死に至ったのかもしれません。死因はもがいた疲労とクロヤマアリの蟻酸でしょうな。
この女王アリの腹内にある卵は、巣の中のクロヤマアリの幼虫にとっては貴重なタンパク源。また、クロヤマアリの女王アリにとっても動物性タンパク質は必須の栄養です。

食う食われる、生きる死ぬ、食物連鎖は時に残酷に見えることもありますが、その命自体は種を超えてつながっていくものでもあります。人間も牛や豚を食べますが、命をきちんとつなぐためにも残さず食べましょう。つか、食べてあげましょう。


posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(4) | 気まぐれ写真館 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すっごい。こんなシーン見たことない。
女王アリの数だけ、ドラマがあるんやと思うと、すごい。何故、抜けなくなってしまったのか摩訶不思議。何が起こったのか知りたくなってきました。。。
Posted by てこり at 2014年08月07日 22:01
>てこりさん
知りたくなっても、今ごろはクロヤマアリの巣の中ですw
自然界はいろいろなことが起こっていると思いますが、人間はその何億分の一も見てないと思います。
まあ、人間もひとつの構成物でしかないので、見れなくて当たり前。その分驚きに触れることが多いのでありますな(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2014年08月08日 00:17
素晴らしいお写真(*^-^*)、あいさんの写真はとても鮮明ですね。話は変わりますが、ぼくも昆虫がとても好きです。よく、野原にカメラを持って出かけては、写真を撮っているので、あやしい人に見えているかもしれません。
Posted by バンジー at 2014年08月08日 06:16
>バンジーさん
カメラを持って野原をうろうろ。虫捕りならぬ虫撮りは常に奇妙なのでありますw
時に草むらに頭を突っ込み、時にしゃがんだまま動かなくなる。遠くから見てると体調が悪いのかと思われそうでやばいですな(^Д^)
Posted by ぁぃ♂ at 2014年08月08日 23:57
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