2014年10月09日
ミニ大根のエカキムシを採取

ミニ大根の葉っぱにエカキムシが発生中で、見つけるたびにテデプッチンしています。
エカキムシは属名で、正確にはハモグリバエかナモグリバエの幼虫です。葉っぱの表の皮と裏の皮の間の葉肉を食べながら移動するので、このような食痕になる次第。


ミニ大根のエカキムシを採取

葉っぱを裏返したら、黄色い楕円形のものが見えました。これがエカキムシです。
薄皮のすぐ下にいるので、表側か裏側のどちらかから見ると発見できます。ミニ大根にいたということで、ハモグリバエではなくナモグリバエの可能性が高いです。


ミニ大根のエカキムシを採取

薄皮の下で栄養たっぷりの葉肉を食べるナモグリバエの幼虫。成虫は名前の通りハエです。


ミニ大根のエカキムシを採取

薄皮を剥いてみました。ハエの幼虫なので、いわゆるウジ虫型の幼虫になります。黒く見えるのはフン。


ミニ大根のエカキムシを採取

背中側から見たところ。左側が頭です。


ミニ大根のエカキムシを採取

これはひっくり返っている状態。左側のとがった方が頭です。


ミニ大根のエカキムシを採取

体長は1.6mmくらい。体幅は1mm弱。
エカキムシはスナップエンドウなどでも多発しますが、カブや大根系でもかなり発生します。
特にカブや大根系では葉っぱも収穫対象なので、エカキムシは勘弁していただきたい次第。とにかく早期発見に努め、葉っぱが網目模様にならないようにしなければなりません。
ちなみに薬剤を使って駆除する場合は、葉の中にいるので根から吸わせるタイプのものがいいそうです。まあ、使うつもりはありませんが。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(2) | ベランダ菜園〜2014年 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どんな大人になるのかなと過去ブログを漁ってしまいましたw まったく気にしないで 水洗いして普通に食べてましたよ、、あれ蠅だったのか、、うじむし食べてたのか、、
Posted by MoriSiren at 2014年10月09日 13:01
>MoriSirenさん
市場の野菜にも卵や幼虫が潜んでいるらしく、誰でも気付かずに多かれ少なかれ食べているらしいですw
まあ、イモムシ系は高タンパクな昆虫食としても有名で、栄養学的には優れた食糧と言われていますな。
エカキムシはウジ虫とは言え、完全菜食主義者なので、どこの誰よりも清潔できれいな生き物だと思います(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2014年10月09日 23:56
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