
ミニミニ飼育ケース内にハバチ現る!とうとう羽化しました。
庭のダイコンの葉から保護していた幼虫がティッシュの間でマユを作ってサナギになり、そこから出てきたわけです。体長は1cm弱。

ニホンカブラハバチもよくいますが、これはカブラハバチです。

いわゆる害虫なのですが、羽化はおめでたいことなのであります。

オレンジ色の体がきれいですな。

このマユから出てきました。ティッシュの間に潜り込み、周囲を糸でぐるぐる巻きにして部屋を作っています。マユの質感はアリのマユとそっくりです。

マユを注意深く切りさいてみると、中に黒いものが二つありました。

ひとつは、幼虫の皮。マユの中で皮を脱いでサナギになったのであります。

もうひとつは緑色の液体で、マユに染み込んでしまいました。この液体に薄い膜が混じっており、恐らくサナギの殻だと思います。
羽化した成虫は、日中に野原風花壇に放しました。残る2匹ですが、1匹はいまだ幼虫のまま、もう1匹は今回と同じようなマユを作っています。このまま推移すれば、さらに1匹が羽化、もう1匹は幼虫のまま越冬する可能性があります。
こら、増えるの禁止(^Д^)
あまり増えると来年もダイコンやカブを食べられそうなので、野原風花壇で適度に暮らしてほしいものですw