2015年03月02日
エビガラスズメの幼虫の写真が書籍に掲載されました

前にここで書いた書籍が刊行され、掲載本が送られてきました。「保育園・幼稚園でのちいさな生き物飼育手帖」(かもがわ出版)です。


エビガラスズメの幼虫の写真が書籍に掲載されました

予想通り、横から撮った写真でした。この写真が載ってる記事はここです。


エビガラスズメの幼虫の写真が書籍に掲載されました

巻末にも紹介していただきました。写真では切れていますがURLも載っています。

昆虫などの生き物を取り扱う本は様々ありますが、この本は実に興味深い本です。つか、存在位置がかなり普通じゃないです。一言で言うと教育書であり、指導要領本であります。
最終的な被教育者は保育園や幼稚園の園児たちですが、最終目的は園児たちと昆虫との間の環境や関係をつくることに置かれています。そのための指導者が保育園や幼稚園の先生たちであり、その先生たちを教育することから始めている本になります。
そんなわけで、この本のスポットは昆虫と子供たちの"間"にまさに向けられており、その関係やふれあい方、注意点などが豊富に書かれていてすごく新鮮でした。
昆虫というものを子供たちが知るための橋渡しをする"虫マニア先生"を育成するというマニアックな本ですw

そういう感じなので、読み手は先生。若い女性が多いでしょう。本を読んでいるとおもしろい事に気づくのですが、文章のタッチというか目線が若い女性先生なのです。写真の載せ方も本というよりはブログを見ている空気感があり、不思議と緊張感がありません。文字の形も型にはまった感が無く、NHKのEテレのような遊び心を感じます。いやはや、どこまでも魅力ありすぎw

総じてこの本は100年先も残したい本にしたい次第。この本の中では虫も人も物理的材料であり、主役は二者間の空気です。その空気がはっきり描かれているので、不思議と人の顔も虫の顔も見えてきます。これはまじ不思議。感動に近いです。

この本は虫好きの子供を持つ若奥様にもぜひぜひ読んでいただきたいと強く思う次第。そして日本を虫好き奥様だらけにしましょうw
午後のひとときには当ブログに遊びに来ていただけたら、ぁぃさんも喜ぶでしょう(^Д^)
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(0) | 【メディア掲載履歴】 | 更新情報をチェックする
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