以前にも何回か書いていますが、カタツムリは休む時につくった膜をよく食べます。
飼育ケース内で体を引っ込めて乾燥から守るために膜を張って休みますが、霧吹きによって目覚めた際、まず殻周辺の膜を食べ始めます。
簡易掃除などのときは膜を張って休んでいるカタツムリを一度剥がしますが、このとき休んでいた場所にはかなりの量の膜が残ります。このヒラヒラの膜が霧吹きの水でゼリー状になり、これをカタツムリがわざわざ食べに来ます。
カタツムリにとって粘液とは歩くための潤滑剤であると同時に、休む時の保護膜を形成する材料でもあります。なので、カタツムリはこの粘液を常に生成しており、そのための栄養分を外から摂取しなければなりません。
その際、栄養学的に極めて近いものがあれば、それを好んで摂取するでしょう。エンマコオロギなどが次の外骨格を作るために脱皮殻を食べるように、カタツムリも膜を食べているものと思います。
そんな動画を撮ってみました。4分ほどの長い動画ですが、口の動きがよくわかる動画になっています。
Eテレwwwwwwwwwwwwww
カタツムリは不思議な生き物なので、こういうわけのわかんない音楽が合うのかもしれませんな(^Д^)