
大きな木の根元に大きな穴があり、その中にアリが出たり入ったりしています。時折、土を運んで出てくるアリもいて、巣作りもしているようです。

その巣の住人が花びらを運んで巣に向かっています。クロヤマアリよりも小さく、つやがあるアリです。

同じ巣の別の出入り口には、たくさんの花びらが置いてありました。ここに運んでいるのか、いったん巣の中に持ち込んだ後に捨てられたものなのかは不明。

巣穴をのぞいてみると、花びららしきものも見えました。中に持ち込んでいるのでしょうか。

歩くのが速いのでブレていますが、こんなアリです。
ここからは妄想。
大きな花びらを巣の中に持ち込むような生態なので、巣穴の入り口は異常に大きく作るかそういう場所に巣を作るのかも。花びらは甘汁のカプセルとして持ち込み、巣の中で吸って食糧にしているかも。
また、アリは食糧以外のものも運ぶ修正があるので、巣の入り口に何らかの理由で置いているのかも。
別の種類のアリの話ですが、かなり前に巣穴の周辺に硬めの枯れ草の小片を重ねるように置いているアリがいました。そこに巣の拡張工事で外に運ばれた土が置かれ、それが自然の湿度の影響で少し固まっていたのであります。その様子はまさに鉄筋コンクリートと同じ原理に思え、道具の他にも材料も考えているようでもありました。
アリの知能は割と高いので、いろんなことを考えているのかもしれません。