2015年05月13日
アブラバチ羽化不全→オペ

野原風花壇のクローバーの葉っぱの上で、アブラバチに寄生されたアブラムシを再度発見。しかも、黒い触角がピヨンピヨン動いています。今まさに羽化の瞬間に出会ったわけで、葉っぱごと採取して室内で観察することにしました。


アブラバチ羽化不全→オペ

アブラムシの体長は約3mm。前回と同じです。


アブラバチ羽化不全→オペ

背中の殻に穴をあけ、触角を出しています。複眼も見えます。


アブラバチ羽化不全→オペ

Mの字型に穴をあけています。この状態で出てくるのを待つことにしました。
しかし、数時間経っても状況に変化が無く、もう一度見てみることにしました。


アブラバチ羽化不全→オペ

この状態で動かなくなっていました、昆虫の触角が丸まるのはかなりの確率で死を意味します。
間に合うかどうかわかりませんでしたが、緊急オペを実施することにした次第。
カメラの拡大を最大にして照明を当て、液晶を見ながら虫ピン2本で殻を切開しました。


アブラバチ羽化不全→オペ

除去した殻。


アブラバチ羽化不全→オペ

時すでに遅し。アブラバチは体を丸めて息絶えていました。


アブラバチ羽化不全→オペ

黒いものは幼虫時代のフンかサナギの殻だと思います。

多くの昆虫の羽化は、サナギの硬い殻を破って柔らかい体を出す行為です。このアブラバチの場合は、自らのサナギの殻を破り、その後にアブラムシの殻を破らなければ出てくることができません。
オペの際に虫ピンでアブラムシの殻に触れたのですが、パリパリした触感でした。針先でこういう触感があるということは、アブラバチにとってはかなりの硬さであったはずです。その殻をかじるのかどうか分かりませんが、穴をあけて出てくるということは相当な重労働だと思われ、今回のように力尽きることもあるのかもしれません。
人間にとってはアブラバチは益虫に属するはず。アブラムシ駆除を目的とした子孫繁栄のために庭に放す予定でしたが、残念な結果となりました。


posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(4) | 気まぐれ写真館 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
エ、エイリアン(><;)!!!
アブラムシに寄生する生き物がいるとは…膨れあがったアブラムシはグロテスクですね(苦笑)アブラバチ、我が家にも是非来て欲しいです!それにしてもなんて器用な…
Posted by R at 2015年05月13日 01:18
>Rさん
拡大画面を見ながらやったのですが、虫ピンの針先が丸太みたいで噴いたw
やはりさらなる細い道具が必要っぽいので、アリのふ節でも集めましょうかな(^Д^)
Posted by ぁぃ♂ at 2015年05月13日 20:56
 衝撃!アブラムシにも寄生蜂が存在していたなんて、、ウチにもいるのかな。かけるだけでスケールが100倍になる眼鏡があったら絶対買いますが、いちいち顕微鏡でみる元気ない;でも ここに来たら少し垣間見れるのが嬉しいです。
Posted by MoriSiren at 2015年05月14日 16:47
>MoriSirenさん
肉眼で見えない世界がおもしろそうなので、つい近寄って写真を撮るのがくせになってますw
パソコンの画面に映すと100倍以上にもなるので、スマホはいまだに無縁です(^Д^)
Posted by ぁぃ♂ at 2015年05月15日 19:50
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