根詰まりして栄養を吸えないんだろうということになり、管理者の親が根切りをしようと鉢から抜いてみたら、コガネムシの幼虫が50匹ぐらい出てきたそうですw
根詰まりどころか、根をみんな食べられて根が少なかったらしいです。
せっかくなので、その中の1匹の幼虫を記念撮影用に拝借。

ひぇ〜、気が荒いです。体長は1cm。根をいっぱい食べて元気はつらつのようです。

なにコガネかわかりませんが、いわゆるコガネムシの幼虫です。人間から見ると、根っこがネです。
さらに、葉の裏側に白いマユのようなものが20個ぐらい付いていて、全部とったということ。
とり残しがあるだろうと思って見直したら、案の定数個ありました。これもちょっと撮ってみます。

形が整ったものがあったので採取。葉の裏にくっついていました。

先端の形状。

長さは7mmぐらい。さわるとふわふわします。

破れているものを発見。黄色い粒々が見えます。

さらに破れかけているものを発見。やはり卵のようです。
撮るまではクモの卵のうかなと思っていましたが、こうして見ると卵の大きさがクモにしては小さすぎます。しかも楕円形。葉の裏に20個もあったというのもおかしいです。
卵のうは7mmだったので、卵の大きさは相対的に0.3mmぐらいになります。肉眼では粒々自体は見えません。
調べてみたら、カイガラムシの卵であることがわかりました。つまり、桂の木にカイガラムシが付いていたことになります。
カイガラムシはメスが体内に卵を抱えたまま死んでそのまま卵のうと化すものが多く、今回のものもそれだと思います。

ややっ!周辺のタイルの部分にも発見。

やはりカイガラムシの卵です。カイガラムシは発生すると非常に厄介。白い卵のうちに駆除するのが得策です。
庭を全部点検する必要がありそうです。つか、こんなことは初めて。もしかしたら大発生の兆しかも。

念のため、カイガラムシであることを確かめたいので確保。生まれるかどうかわかりませんが、密封状態で観察してみます。