2015年07月28日
確保中のウワバ幼虫が羽化

ここで確保していたウワバの幼虫とサナギですが、2匹が羽化しました。右端と左端にいます。


確保中のウワバ幼虫が羽化

裏側から見たところ。特に特徴はありません。


確保中のウワバ幼虫が羽化

こう見るとはっきりしますな。やはり、ウワバ系の蛾です。調べてみたら、タマナギンウワバが一番近かった次第。羽根の紋が特徴的です。毒々しいですが、毒は無いようです。
■追伸
コメント欄でtakaさんがミツモンキンウワバであることを教えてくれました。
度々のご指摘、ありがとーございました(^O^)/


確保中のウワバ幼虫が羽化

触角を見ると、孵化した2匹はどちらもメスです。非常におとなしくて動きませんが、ライトを当ててしばらくすると羽ばたき始めます。


確保中のウワバ幼虫が羽化

2匹のサナギの抜け殻をちょっと見てみます。


確保中のウワバ幼虫が羽化

この2つがマユの中にありました。下のものは幼虫の皮です。


確保中のウワバ幼虫が羽化

幼虫の皮の頭部。この口でエダマメの葉っぱを食べていたわけです。丸いビーズ状のものは単眼の跡。手前に写っているのは左前脚の部分。


確保中のウワバ幼虫が羽化

あらためてサナギ。サナギはグロいのですが、たぶん美しすぎるのでグロいんだと思います。


確保中のウワバ幼虫が羽化

サナギのときも呼吸するわけで、粒々に見えるのが気門。
幼虫からサナギへ、サナギから成虫へ。昆虫のほとんどは変態をしますが、あらためて目の当たりにすると昆虫はとんでもないことをしているなとつくづく感じる次第。そう考えると、人間なんて超原始的な生き物です。ただ大きくなるだけですから。
まあ、脳や指先が異常に発達していびつな生き物になったわけですが、これははたして本当に進化なのかと思うわけです。強いて言うなら順応しただけかもしれません。
前足が地面から離れたせいで前足の指がよく動くようになり、その他の体の部位も変化し、それでまた脳が発達する連鎖反応がいまだに続く人類。
キーボードを打ち続けて5本指がさらなる発達を続けるのかと思ったらスマホの登場。これでは人差し指だけが異常に発達しかねないわけで、まさにETになる運命なわけですw


確保中のウワバ幼虫が羽化

翌日、3匹目が無事に羽化し、これで全数が羽化したので放す前に記念撮影をした次第。結局、3匹ともメスでした。


確保中のウワバ幼虫が羽化

上から撮ってなかったので撮影。


確保中のウワバ幼虫が羽化

紋のアップも撮影。
口元がチョウのように丸まったストロー状になっていたので調べてみたら、成虫になっても花の蜜などを吸って生きるそうです。意外と庶民的な蛾ですな。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(5) | 気まぐれ写真館 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
タマナギンウワバとウリキンウワバを同時に育てていた時期がありました。タマナギン4、ウリキン1でしたが、モンシロの割合が圧倒的だったキャベツ&ブロッコリーの中に紛れて尺をとっていたところを捕獲しました。幼虫図鑑さんで見た目を頼りに幼虫写真の照合をして、金上羽と銀上羽という名前に惹かれて育てました。
しこたまキャベツとブロッコリーを食べた彼等は5体の茶色いサナギとなり、羽化を待つ私は金のエンゼルと銀のエンゼルのチョコボールを見守る様な心地でした。ぁぃさんの素敵なタマナギンウワバを拝見して、あの日の感動が甦りました。背中のマントの突起がファンタジーを感じるデザインだなぁと感心しきりで、本当に美しいです。それに較べて人間のデザインの美意識の足りなさと言ったら…。タマナギンウワバ様はそのままパリコレに出られる程の御姿ですが、対する人間界は姿形や色模様を真似させて頂いてそれっぽく見せるのが関の山でありましょうか…。
Posted by モンシロ at 2015年07月28日 06:13
これはいいお写真をありがとー
単眼のあと、とかもう(´・∀・`)ヘー(´・∀・`)ヘー(´・∀・`)ヘーって感じですね〜、すばらすぃ


毒々しい・・・すかw
バティック模様のような渋い美しさがあると思うの、ととりあえず養護してみるwww
Posted by ぐわ at 2015年07月28日 16:32
>モンシロさん
詩人キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
昆虫界の金さん銀さんなわけで、風格を兼ね備えた美しさですな。
おもちゃの缶詰が当たるかどうかはわかりませんが、この体型のデザインは確かにアートだと思います。
美しいものと近くにいることができる、同時にそれが生き物である。これを飼育と呼ぶのかもしれませんな(^O^)

>ぐわさん
接写の中には不思議な世界がいっぱいあるので、自分も撮ってからパソコンで見るのが楽しみですw
捨てられた抜け殻にも数々の宝石があり、まさに宝探しの気分なのであります。
虫と触れ合うのは子供の専売特許、そんなことは未来永劫成り立たないと思う次第(^Д^)
Posted by ぁぃ♂ at 2015年07月29日 00:32
こんばんわ。
あの幼虫が羽化したようですね。
たぶんこれはミツモンキンウワバだと思います。
ウワバの同定はムズカシイですよね。でも特長をうまくとらえた良いショットなので、この1枚でも分かりました。
参考のアドレスを貼っておきます。
http://www.jpmoth.org/~moth-love/mitumonn&ichijiku/mitumonn&ichijiku.html
Posted by taka at 2015年08月02日 00:18
>takaさん
こっちのほうが近い!つか、これだwww
りん粉の反射具合とかラインがむずかしかったですねー。
いやはや、頭を悩ます蛾に分野で2度続けての情報提供、もはや蛾の博士と呼ばさせていただきます(^Д^)
さっそく本文訂正ですなw
Posted by ぁぃ♂ at 2015年08月02日 23:45
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