ミニ畑のナスやピーマンには相変わらずたくさんのニジュウヤホシテントウがいますが、1匹がサナギの皮を脱いで羽化していました。
今まさに羽化を終える直前です。黒い斑紋の色もまだうっすらとしか見えません。
オレンジ色も黄色に近いほど薄いです。もっと前はさらに薄かったはず。
これが成虫。屋根のトタンを剥がすように葉の表面だけを食べていきます。
これが幼虫。幼虫も同じように葉を食べるので、ニジュウヤホシテントウ一族が発生するとたちまち葉がぼろぼろになります。
ニジュウヤホシテントウはナス科の植物が食草なわけですが、ナス科の植物はたくさんあります。
ただ種類によって生えているところとそうでないところがあり、地上でナス科の植物を探し当てることは容易ではないかもしれません。
ところが人間がやっている農業や家庭菜園の中ではナス化の植物は栽培が簡単で収穫量も多く、そんな人気野菜であるナス科は人間の住み家のそばにいけば割と容易に見つけられるかもしれません。
まあ、農薬で防御するところもあると思いますが全部ではないはずなので、確率的には人家の畑に舞い降りることは選択肢のうちの有力候補でしょう。
ちなみにナス科の野菜の有名どころはこんなかんじ。
ナス、ジャガイモ、トマト、ピーマン、トウガラシ、シシトウ。
どれも手間いらずで収穫し甲斐があるものばかりです。
ナス科と言えば毒物の話題が出てきそうですが、実際にナス科であるタバコの葉は毒物ですし、ジャガイモの芽やトマトの青い実も毒物です。基本的に毒物野菜であることは学術的にも間違いないらしいのですが、普通に採れたものを普通の量で普通に食べる分には害はないとのこと。
ただし、体質によっては腰痛や関節痛がでる人もいるらしく、そのような人は避けたりするようです。効果はわかりませんが。
自分もベランダのミニトマトを大量に食べたこともありますが、特に腰痛や関節痛などの体調の変化はありませんでした。ただ、昔のことですが、ふかしたジャガイモを大量に食べた時は吐き気がしましたw
なんでも度が過ぎることは良くないということですな。