「雨が止んだばかり」「霧雨」「小雨」「無風」「暑くもなく寒くもない」、このような天候で夕暮れを迎えると、ちょうど今の時期にナガチャコガネが交尾をするために大発生します。つか、さっき撮ってきました(^O^)
ちなみに、去年も今ごろに大発生しています。
気づくきっかけは羽音。スズメバチが威嚇して近づいてきたかと思うような低い羽音で、そこらを超低速飛行をします。あまりにもゆっくり飛ぶので、空中で手で容易に捕まえられるほどです。
交尾をした後は土に潜って産卵し、卵から孵化した幼虫は植物の根を食べて育ちます。幼虫の数が多いと生垣や鉢植えの木を一気に弱らせてしまうので、非常に厄介な昆虫として有名です。鉢植えの木が弱ったので土ごと鉢から抜いてみたら幼虫がたくさん出てきたという話はよく聞きますが、要はこのコガネムシの幼虫というわけです。
ナガチャコガネが交尾をしに大発生するような気候はカタツムリも大好き。ざっと見ただけでも数十匹はいました。数が多いと草木の葉がかなりやられるので、これも厄介です。