このトンボは恐らく撮影に成功することはないだろうと思っていました。
初夏や初秋ごろに群れを成して高速で飛ぶ中型のトンボで、飛んでいる瞬間を見てもアキアカネやナツアカネよりも大きいことがすぐわかります。
このトンボはとにかく飛びっぱなし。止まったら撮ろうと思って待っていても、止まった時がありませんでした。
今回は運良く止まってくれたので、こっそり近づいて撮影。横からゆっくり近づきます。
奇跡的に斜め上からも撮影成功。昆虫に上から近づくのは撮影的には厳禁なのですが、よっぽど運が良かったんだと思います。
そんなわけで、尾の個性的な模様や翅の透明度を初めてじっくり見た次第。特に翅の透明度はカゲロウ以上でした。