2016年09月26日
昆虫撮影日和とは

内容には関係ないのですが、何の画像も無いのはさみしいのでツマグロオオヨコバイでも貼っときます。

そろそろ秋の野原のトンボでも撮りに出かけたいわけですが、どうも天候が良くありません。
どういう天候を待っているのかですが、ちょっと書いてみます。

■太陽が出ていること
涼しげな気温になると昆虫にとっては少し寒いかんじになり、太陽の光を浴びて体温を上げようとします。
こういうときは、日の当たる葉の上などで日光浴をしていることが多く、いつもよりも見つけやすくなります。また、体温が完全に上がっていないうちは動きも鈍く、いつもよりも逃げにくくなります。

■風が無風に近いこと
いくら目立つ葉の上にいても、その葉が風に揺られていては撮影条件が厳しくなります。また、枝先に止まっていても翅がしょっちゅう揺れることはあまり好ましいことではありません。
普通の接写では、前後に1mm揺れただけでピントがボケてしまいます。撮影するときは息を止めて石と化すので、シャッターを切った後は軽く貧血になりますw

■急に暖かくなった日であること
数日間気温が低い日が続き、ふと暖かい日が訪れた時には、昆虫たちが一斉に活発になって姿を見せます。こういう時の昆虫はみんな笑っていて気分がいいので、撮影にも結構応じてくれます。

■夕方でないこと
夕方になると湿度も上がってきます。すると蚊やブユなどの虫も現れ、いくら長そでのシャツを着ていても油断できません。ブユに刺されると1か月は痒く、非常にやっかいです。普段の昆虫撮影やカタツムリ飼育を考えると、メントール系の痒み止めは可能な限り避けたいのであります。

■殺気立っていること
野の虫を見つけるわけですから、ハングリーでなければなりません。注意力が散漫になっていたり別のことを考えていたりでは、葉の裏のツマグロオオヨコバイにも気づかないでしょう。
感覚的には、虫を探している時は目の上で5種類くらいの動的フィルターを順に入れ替えているようなものなので、たぶんクマがいても気づかないかも。「5種類くらいの動的フィルター」については、また機会があれば書くかも。

■近所で変な事件が無いこと
広い野原で隠れるように小さくしゃがみながら5分間も動かない人がいる、カメラのようなものを持ってほふく前進している人がいる、立ったまま長い間石のように動かない人がいる、田んぼのあぜ道でしゃがんで隠れてもう10分も動かない人がいる。
普通に考えて、奇妙で異常な行動と捉えられれば通報されるかもしれませんw

以上、これらすべての条件を満たしている日こそ、自分の中では昆虫撮影日和になります。
あまりのんきに待っていると、あっという間に寒くなって虫たちも姿を消すので、タイミングが難しいわけです。


posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(10) | 気まぐれ写真館 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
虫を撮るには、人の目も気にしないといけないわけですね。aiさんのカメラを持って固まった姿を想像して、知らない人だったら‥絶対危ない人だと思ってしまいますね(笑💦

5種のフィルター気になります^ ^
Posted by R at 2016年09月27日 01:14
天候も、動的フィルタのなんとなくの意味も、すっごい理解できる話なのです。
野外で写真撮ってる以上、それが鉄であれ、お人形であれ、それは基本的に変わらんものです。
…虫は、絵的な方法論としては「お人形」に酷似してますww 勝手気ままに動き回られて、こっちの思惑通りにはなかなか撮れんってだけでw

そして、この2つの撮影目的の共通点は
「近所で変な事件が無い事」に集約されてしまいます。

そんなことがあった日にゃ、被写体が虫であれ、お人形であれ、その行動は傍から見れば変質者です。いくら「当の本人は大真面目だよ」と言い張ったところで、傍観者には言葉で説得する以外の方法がありません。そして、疑いの掛かった時にはすでに「言葉」には疑念のフィルタが掛かっており、概ね通じません。
少々奇抜なことをする身には、世知辛いご時世になったものだと思わずにはいられません…。

人の眼には、自身はどう映っているか。
常に意識していなければならんですね…。
Posted by gochi_zoh at 2016年09月27日 05:54
興味津々で読ませて頂きました。綺麗で楽しい写真の裏では、こんなに苦労されてたのですね(TдT)。
わたしにとっても、田んぼや用水路は覗かずにはいられない楽しいスポットなのですが、ほっといてねオーラを発してるつもりなのに…ちょいちょい声を掛けられます;何かいるの〜?は普通。昨年は、具合が悪くてしゃがんでいると思われてしまい…見ず知らずの親切な方に、車で家まで送ってあげると言われましたm(_ _)m;;;

これは自業自得ですが…コカマキリが歩道の真ん中に居たので、草木が鬱蒼と茂ったお家の庭に逃がして見送っていたら、草木の陰から一部始終を家主に見られていましたwww。その後、生き物だらけで楽しい庭を案内してもらい↑いつでも勝手に庭に入ってムシ見ていいよと言ってくださったので、お礼にアメ一個あげました…(-ω-);。
Posted by ウス子 at 2016年09月27日 21:11
>Rさん
直立不動で石になるのならいいのですが、妖怪に突如として石にさせられたような姿で動かなくなるので、もはや公園のオブジェですw
歩いている時や探している時に虫を発見すると、その瞬間に石になります。撮った後に筋肉痛になることもあります(^Д^)
フィルターについては、まあ時空を歪ませるみたいなもんですな(^O^)

>gochi_zohさん
大爆笑で読みましたが、100%同感と言うかまさにその通りですな(^O^)
普段はフィギュアを見ても何も思わないのですが、gochi_zohさんの撮った娘たちを見ると萌えます(;´Д`)
腕の位置を改造された時は、魂が入ったと感じましたし、迫りくる列車もスポーツカーに見えたりします。
好きな人が好きなものを撮るときって、その良さがすごく伝わってきますねー(^O^)

>ウス子さん
すでに奇妙な人だと思われてますなwww
つか、ちょっかい出されすぎで噴いたw そのどれもが優しく微笑ましいことですが、変人から見れば普通の人も変人になってしまうわけですな(^O^)
でもそれでOK。俗世間を脱した時こそ、人間以外の生き物との会話が生まれるのであります。大事なのは、その会話の後に俗世間に戻ること。
ウス子さんはアメ1個できちんと戻っているようですな(^Д^)
Posted by ぁぃ♂ at 2016年09月28日 00:31
え…時空を?歪ませる!?どういう事ですか!??超能力みたいなものですか?💦最早凡人にはわからない域ですよ💦
Posted by R at 2016年09月28日 14:14
>Rさん
変人になればわかりますw
変人には社会のルールは用無しなので、ただの地球に住む生命体になります。そうなると、ヒトも虫も犬も猫もいっしょなわけですな。
ヒトがヒトでいられるのは今だけなので、その前後ではけっこうみんな仲がいいのであったりするかもです(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2016年09月28日 22:02
おぉ…わかるような気がしないでもないかもしれません(・_・;

猫や犬とはまだ話が通じる時はありますが、虫は…残念ながら私はまだ変人ではないようです><💦
変人になりたい…orz
Posted by R at 2016年09月29日 10:28
>Rさん
俗世間の人間に戻れる術を十分に確認した上で変人にならないと、最悪の場合戻れなくなりますw
また、自然界にはたくさんの危険が存在しますので、現実を直視する冷静な目も必要かも。
毒を持つ生き物には常に注意ですし、川にも落ちないようにしなければなりません(^Д^)
友情も愛情も、規律の上に成り立つ感情なわけです。
Posted by ぁぃ♂ at 2016年09月30日 00:17
薄々感づいてはいましたが…やっぱりわたし、奇妙な人だと思われてるんでしょうか(-ω-;)。でも、田んぼを覗くのは幼少期からの習性で…。小学校低学年の頃、下校途中に田んぼのオタマを夢中になって眺めていたら、頭の方にグイッとなった重たいランドセルに引きずられ、田んぼに落ちた思い出が有ります(-ω-`)。

脱線しましたが…実は昨年、何か良い不審者対処法?は無いものかと考えていました。一緒に散歩をしてくれる犬を飼う!ムリムリ…。農婦コスプレ(変装)をする!オイオイ…。一番現実的だったのが、『ダミー用の虫とり網を持参』これ良くないですか↑↑。ただ、両手は空けときたいので…背中に虫とり網をくくりつけた己の姿を想像したところ、余計に奇妙で怪しかったです(TдT)ダサッ。
結論:開き直って不審者上等…。

余談ですが、友人の家にパンツ泥棒が何度か来たそうで…何故か若い自分のより、母親のばっかり盗むと憤慨しておりましたwww。二人で犯人像をプロファイリングした結果、ただの熟女マニアという事で落ち着きました;。

夜な夜なダラダラと失礼しました´д`)
Posted by ウス子 at 2016年09月30日 01:11
>ウス子さん
だめだw 1行に笑いどころが1個以上あって、全部読み終えるまでに5分かかった(^Д^)
はっきり言って、ウス子さんは自分よりも変人であることは間違いなさそうですw
行く末は不審者上等というわけで、いつか自分もそうなるのではとドキドキしてますwww
自然の小さいものに興味を持つと、いろいろ苦労が多いですな(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2016年09月30日 23:17
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