ここやここでも書いた妙丹柿ですが、種が2個手に入ったので発芽に挑戦しようと思う次第。
妙丹柿はそもそも種無し柿なのでめったに種に出会えませんが、40個くらい食べてその中の2個に1個ずつ種が入っていました。右が八戸産の妙丹柿、左が地元産の妙丹柿です。
これは八戸産の妙丹柿の種。大きさは大きいですが、厚みが無いので中身が心配です。
こっちは地元産の妙丹柿の種。やや小ぶりですが、十分な厚みがあります。
柿の種の蒔き方ですが、果実樹木なので冷蔵庫などで冬の寒さを経験させてから春に蒔くのが本来の蒔き方になると思います。ただ、今まで富有柿などで実験した結果、即座に水に浸しておいても冷蔵庫に入れてもどちらも発芽に至りました。ただ、冷蔵庫に入れる方法では冷える温度や期間についての知識が無く、不安材料が多いので、今回は即座に水に浸す方法でやってみます。
妙丹柿がこの方法で発芽するのかはまったくの未知数ですが、種の生命力に賭けてみようと思う次第。
妙丹柿には特別な思い入れがあります。子どものころから秋に毎年食べていた柿です。
大人になると大都市の物流に押されて売っているのを見ることが少なくなったり、自分自身が物流に乗って大都市に引き寄せられたりしていたので、食べることができない年もありました。
また、妙丹柿は民家の庭でよく見かける庭木でもあり、秋に実がついた妙丹柿は季節の故郷の風景でもあります。
今の家の庭には妙丹柿の木は無く、もし可能なら植えたいなと思っていました。しかし、この柿は種というよりも挿し木で増やす種類らしく、その挿し木にする枝も手に入らずじまいでした。
また、自分の好みと言うかこだわりでもあるのですが、可能なら種から発芽させた木と友だちになりたいわけです。
もし運よく発芽したら、精魂込めて大切に育苗し、いつかは庭に移植できるところまでいければいいなと思っている次第。あまり大きくしないで適度に実がつく状態を維持できれば最高です。柿八年と言いますので、遠い先の話になりますが。
まあ、いずれも発芽したらの話なのであれですが、夢というものは宝くじばかりではなく、こんなところにもあるのであります。
いいですねー。
種から目指す柿の木!
成功を祈っております!
最初、なにかのサナギかと思いましたよ。
あまりにも蛾のサナギをアップで載せすぎているブログのため、またかということでサナギに見えてすんませんwww
サナギはグロかわいいのでついつい載せてしまいますが、今も蛾のサナギを1匹確保中ですし、カブ幼虫も初夏にはサナギになると思うので、まだまだサナギは載ると思います(^-^;)
同じ妙丹柿のようですが、果実の見た目違ったりするんでしょうか?
丸っこいとか縦長とか、黄色が強いとか赤色が強いとか。
味も違うでしょうし、植物もその土地にあった実の付け方をするのでしょうね〜。
そう思うとこれまた凄い!
目のつけどころがなかなか鋭いようですので、ここで比較。
大きさは八戸産のほうが少しだけ大きい。形状は地元産のほうがやや細身。色は同じだが地元産のほうに黒点がよく入る。味は地元産のほうがねっとり甘い。実の付き方は不明w
つか、比較画像を載せろとお思いでしょうが、すでに旬が終わって売ってません(^Д^)