2017年01月11日
満身創痍で発芽した妙丹柿

葉がかなり傷んでいますが、なんとか発芽しました。
前回の状態から動きがピタッと止まって様子を見ていたのですが、数日後に種の殻と葉が癒着しているのを発見し、急きょ外科手術を実施した次第。


満身創痍で発芽した妙丹柿

妙丹柿自身が殻から葉を出そうとかなり踏ん張ったので、種の殻との境界線上に少し傷があります(上部両側)。
また、殻の中にしばらく留まっていた部分は、腐敗が始まっていたので発芽した後も葉の端は死んでいます。
いずれにしても、葉が癒着したまま放置していたら、腐敗が広がってそのまま死んでしまっていたと思われます。


満身創痍で発芽した妙丹柿

次の葉が伸びてきているので、この葉に賭けます。


満身創痍で発芽した妙丹柿

実は、もう1個の芽があるのですが、植物状態というか植物なわけですが、根の無い状態の絶対安静維持の妙丹柿の芽です。
葉が緑色をしているのでまだかすかな希望がありますが、90%以上の確率で枯れると思います。
しかしながら、奇跡的に出た根が葉を伸ばす養分を吸い始めた場合、もしかしたらよみがえるかもしれない可能性が10%ぐらいはあるかもしれません。
現在の措置としては、薄めの液肥を根元にあげて養分摂取を促しながらも乾燥を防止している状態。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(2) | 妙丹柿 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
植物状態の植物・・
考えてみると深いです。

さて、昨年の12月から始まったうちの4匹のウスカワの産卵ラッシュはまだ続いていまして、卵の合計が900を超えました。
最初の卵が2日ほど前に孵りましたが、かわいーですねー。
(可哀想ですが、こどもツムリを帰す場所がないので卵の数量コントロールはしました)
小さくて儚そうなのに、生きる力にあふれててたくましい。
あんまり見ていると小さすぎて目が疲れますけど(^^;

Posted by れんげ at 2017年01月12日 18:17
>れんげさん
適時適量の個体数維持は、飼育においての基本です。産卵数も孵化数もあくまでも飼育環境下でのこと。自然界でのそれらは1割未満になるかもしれません。
自然界で存在しなくなるものは、飼育下ではコントロールしなければならない時があります。
残すと決めた小さな命の維持を誓約し、強くたくましく育てましょう。そうすれば、世代は間違いなくつながっていきます。これこそが親個体が生きてきた理由でもあります(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2017年01月12日 21:14
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