昼ごろ見た時には、例の高速歩行でせまいケース内を縦横無尽に走り回っていました。
こりゃサナギになる場所を探し始めたなと思っていたら・・・
夜見たら、すでにかなりの糸を吐き出して部屋を作っている最中でした。兄貴と同様、キャベツとティッシュを利用しているようです。
ティッシュもかじり、立体感を出しています。
部屋を作っているところをしばらく観察していましたが、糸を周辺に点状にくっつけてそこからびよ〜んと糸を出して他の場所に点状にくっつけてを6〜7回した後、体を伸ばしたりしてさっきくっつけた糸をググッと押しつけていました。つまり、重なり合った糸を粘着させて膜状のものを作っている感じです。
蛾がサナギになる時に作る部屋は紙のような膜で覆われていますが、こうして膜状にしているのだということを、今回の観察で初めて知った次第。
カブトムシの幼虫も体を伸び縮みさせながら土を周囲に押し固めて楕円形の部屋を作りますが、どれだけの時間をかけてどれだけ体を伸縮させたのかを考えると、いやはやご苦労様と言いたくなるわけです。
カタツムリもあの軟体肉質で半日かけて穴を掘って産卵します。みんな気が遠くなるような肉体労働をしているのであります。自分もそろそろまた体を動かしてダイエットに励もうかと思っている次第。
.....@ノ”<3か月かけて1kmの穴を掘ったらやせるお ('A`;)
この辺の糸とかも、スパイバーほどじゃなくても何らかのすごーい利点が解明されていつか人の生活に役立てられる日くるのかなぁとか妄想
ヒトリガのさなぎはわりとノーマルなスタイルですねー。
ひたすら大人になってヽ(゚∀゚)ノ パッ☆のタイプっすねw たのしみー
吐出する直前まで液体であるものが、吐出時に瞬時に固体になって引き伸ばされて糸となる過程もすごいですが、何よりその物質の性能がすごいですな。
クモの糸が分析&解明されてスパイバーとなったわけですが、幼虫の体内細胞の構造が一度リセットされて成虫の体を作る過程なんかもなかなかすごそう。
まあ、昆虫の複眼はイージス艦のレーダーとして役立っていますなw
今の世の中の科学の進歩具合なら生きてるうちになんか見れそう
なぜか嫌われモードのヒトリちゃんにもきっと光があたる日が来るんじゃないかと妄想しつつ・・・
絹も肌に違和感なく感じるわけで、動物繊維はそのあたりが非常に身近ですな。
人の細胞とうまくくっつくことができれば、それはまさに無限の可能性となってヒトリガが養殖されるかもしれませんw
まあ、何でも食うのでカイコよりは簡単そう(^Д^)