2018年01月10日
カマキリの現在の老化欠損状況

最近ポツポツと老化現象がみられるようになったので、メモメモ。
この左の触角が欠損しているのは採取時からです。


カマキリの現在の老化欠損状況

左のカマのふ節の吸盤&爪が欠損しているのも採取時から。


カマキリの現在の老化欠損状況

後翅の一部が裂けて前翅にくっついています。先日の産卵事故によるものと思われます。


カマキリの現在の老化欠損状況

右の中脚のふ節の吸盤&爪の欠損。最近気づきました。


カマキリの現在の老化欠損状況

右の後脚のふ節の吸盤&爪の欠損。結構前からです。


カマキリの現在の老化欠損状況

左の中脚のふ節は関節がおかしくなりつつあります。


カマキリの現在の老化欠損状況

左の後脚のふ節は正常。ちゃんとくっつき、ちゃんと引っかかり、ちゃんと動きます。


カマキリの現在の老化欠損状況

真上から見ると、ふ節の無い箇所がわかります。

脚の先のふ節には吸盤部と爪部があり、吸盤部はつるつるした面を歩くときに吸盤を吸いつけながら歩きます。爪部は、歩くときや体を支えるときに引っかける部分です。
なので、吸盤や爪が無いということは、これらの役割を果たせなくなるということです。

当初、右の後脚のふ節だけが欠損していたころは、カマを除く4本の脚の残る3本で正三角形を描くように体を支えていました。しかし、今回、右の中脚のふ節が欠損したことで、ぶら下がりながら体を支えることが非常に困難な状況になりました。
最近は、天井ではなく、垂直面に頭を右にしてとまっています。要は、爪のある左側の脚を引っかけ、ふ節の無い右脚で体重を支えている状態。

目先の不具合としては、エサ捕獲の際の姿勢に制限が出ることと、重心移動の際の安定性が著しく悪化すること。
この先また産卵期を迎えるとすれば、今まで天井の網に産んでいましたが、これはもう無理になります。
なので、垂直面でうまく体を支えるようなアクロバット的姿勢でもとらない限り、産卵は厳しい状況です。

カブトムシなどの昆虫でもそうですが、老いてくるとふ節がとれます。
これは、関節が硬くなってきて動きが悪くなり、そのうち動かなくなってどこかに当たった時ポロリと折れてしまうようなかんじです。
前にカマキリを介護飼育していたころは、脚のメイン関節ばかりかカマの関節まで動かなくなり、もはや捕獲はできない状態だったので、いつも口元にえさを運んで食べさせていました。

ふ節の欠損で自重を支える重心がずれた今、そろそろ始まりそうな介護のことを思うわけです。


posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(7) | オオカマキリ2017 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
6回の出産を見て「凄い!まだまだけそうだ!!」と思っていた矢先、こう、胸がキュッとなりますね><
Posted by R at 2018年01月11日 09:58
次に命をつなぐとことが使命とはいえ・・・
カマ女王様、もう卵はいいですよ。
おいしいもの食べて、のんびり過ごしてください。
うちの1月と2月生まれのカタツムリも7月から卵を産むようになり、さすがに冬になって回数や個数は減ったもののまだ産んでます。
今朝も産んでました。
もういいよー(;_;)
そしてなんと5代目なめのあの双子ちゃん!
ゆうべを卵を産んでました。
まだ生まれてからまだ52日しかたってないのに。
見た目もまだ子供なんですよ!!!!
うち、おかしいです。
簡易温室で暖かいのがいけないんだろうか?
Posted by れんげ at 2018年01月11日 13:54
あ、それと
2枚目の画像。
影がなんだかすてきです。
この1枚だけで何か物語のようです。
Posted by れんげ at 2018年01月11日 14:16
触角の長さが左右違うのもチャームポイントの一つというか、愛しく思えてきます。
貫禄もありますね〜。

うちのカマキリのふ節はまだ折れてはいませんが、保護した当初から吸盤の吸い付きが悪くつるつる面をうまく登れないみたいで。
割り箸と鉢底ネットを足場にしてますが少し増設しようかと考え中・・
天井部は蓋とケースの間に不織布を挟んでるので、爪をひっかけてぶら下がれてます。しかし関節の動きには老いを感じますな。

いずれ始まる介護、できる限り最善を尽くしたいものです。
Posted by よろ at 2018年01月11日 16:21
>Rさん
恐らくそう思っている人もいるのかなと思い、壮絶な現実をアップした次第w
目に見える老化がぽつぽつと見え始めており、飼育末期の緊張感が常に横にある状態で向き合っています。
ちゃんとぶら下がっているか、いつも見ていますよー(^O^)

>れんげさん
えっ!!!!!!!!あの双子が産卵!!!!!!!!!wwwwwww
確かに暖かかったりして住み心地がよさそうなのはわかりますが、もうすっかりれんげ産婦人科ですな(^Д^)
対象が小さいだけに飼育も大変そうですが、産婆さんの運命のようですので頑張ってくださいw

>よろさん
うんうん、わかるわかる。カマキリ飼育ではケース内の足場設置が悩みどころですねー。
細くて長い脚で遠くに接地する生き物なので、止まりやすさのシミュレーションがむずかしいです。
大体の昆虫は急死で飼育終了になりますが、カマキリはここからが大変ですw
電気の明るさ調節つまみを回しているかのごとく命の灯がゆっくりと落ちていくので、まさに介護飼育になる次第。
よろさんもその時が来たら最後の交流を深める意味で、存分に愛情を注いでくださいねー(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2018年01月11日 18:34
足場だけでやりくりできなくなったなら...
カマキリ用の義足や車椅子を開発するというプランはいかがでしょう( -`д-´)
Posted by asahama at 2018年01月11日 20:35
>asahamaさん
asahamaさんならやりかねないなと想像してたら噴いたwww
昆虫との意思の疎通が不確定なこの時代では、まずは麻酔剤の開発が先決になるわけですが、これには昆虫のことをさらに知る必要があるのでもう少し時間がかかるのであります。
インターネットが無かった過去の時代を嘆く論理もありますが、その時代なりの生活が過去にあったおかげで今があると思えば、この時代の不自由さは未来への道筋なわけです。
長く語ってしまいましたwww(^Д^)
Posted by ぁぃ♂ at 2018年01月12日 20:18
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