よく見る昆虫です。
つかまえると脚が取れてしまう、あの昆虫です。
この脚の長さについてすごく疑問に思うのですが、なんでこんなに長いんでしょう。
何か理由があってこのように進化したわけで、しかしながら、その理由がよくわかりません。
まさか、トカゲのしっぽ的な役割じゃないでしょうけど。
羽根の付け根の下のスプーンのようなものは、退化した後ろ羽根です。
専門的には、「後翅」と言います。
ハエやカも、同じようなものがあります。
ちなみにこのガガンボは、花の蜜を食べ物にします。カのように見えて大きいので、血をたくさん吸いそうですが、大丈夫です。
これだけ脚を細長くしても、これだけスリムな羽根にしても、胸だけは丸いです。
羽根を動かして飛ぶためには、これだけの筋肉が必要だと逆に発想すれば、いろいろな生き物の形状の理由がわかったりします。