今回の画像はグロ要素が多めですので、苦手な方は退室ください。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓

そろそろサナギになったかなと容器の下からのぞいてみたら、なんだか様子がおかしいです。上半身が幼虫、下半身がサナギです。
サナギの部分はかなり色がついているので、蛹化開始からは一定の時間が経過したようです。ただ、この段階で幼虫の皮がくっついているのはおかしいです。
さらに、蛹化は幼虫の上半身の背中の皮が裂けて始まるはず。その上半身の皮がくっついているのは異常です。
取り出して詳しく見てみることにしました。

ピコンピコン動いたので、まだ生きています。やはり、幼虫の皮がうまく破けず、抜け出せない状態です。
中央部の異常についてはよくわかりませんが、形状はサナギなのにサナギの外殻が形成されていない状態。内圧の関係でこうなったのか別の理由があるのかは不明。

サナギの中では組織の形成が始まっているので、このタイミングでこの状態であることはかなりやばいです。

上半身は、下半身と同様の状態になっていることが透けて見えています。
措置や対策としては複数の段階に分かれますが、まずは幼虫の皮を早急に脱ぎ捨てなければなりません。

ケースの中の葉を撤去し、湿らせたティッシュの上にサナギを置きました。

さらに、上半身を湿ったティッシュで覆い、皮の軟化を試みます。
うまく皮が軟化すれば、ピコンピコン動いているうちに皮が破れ、出てこれるかもしれません。
ただ、状況から見れば正直かなり絶望的。サナギの外殻の形成が止まっていることで、すでに羽化までのプログラムに異常が出ています。このことは組織形成にも大きな影響を及ぼすはずで、それがある限界を超えたときに生命自体が失われるかもしれません。
あとは皮が一刻も早く破れることを祈るのみ。ここ数日で運命が決まりそうです。
ここから先はまさに本人次第なので、神に祈るばかりですな。
湿らせたティッシュの上に置いたほうがいいのでしょうか?
それともただ見守ったほうがいいのかわからないです