茎のてっぺんに自身の分身である小ネギをたくさんつけていたやぐらねぎは、次第にその茎だけが枯れていきます。
枯れた茎は剛性を失って折れ、小ネギはここで地面に達します。
この段階でも、小ネギは普通に生きています。根元が球根のように水分を保っているので、個々で別々の生命活動をしているわけです。
球根のような部分が地面の水分を感知すると、根が出てきます。そして、新たな株ができて増えていきます。
まあ、これは人間がいっさい手をつけなかった場合の話で、家庭菜園では茎のてっぺんにできた小ネギが大きくなったら、手で摘んで土に植えます。または、小ネギを除去して親株をそのまま生かし、そのままの状態で継続します。
今年はネギを掘り上げて植えなおしますが、今回は親株を生かす形でやる予定。
小ネギからスタートするのも気分一新で楽しいのですが、小さいうちは風で倒れやすかったりするので、支柱やら風防やら対策が忙しくなります。なので、今年は親株継続とし、来年か再来年にでもまた小ネギスタートをやりたいと思う次第。