どこにでも生えている雑草ゲンノショウコが、花を咲かせています。
ゲンノショウコは整腸薬として有名で、生薬や抽出成分として今でもいろいろな薬品で使われている現役です。
雑草とか薬草とか、そんなイメージを超える美しさを持つ花。
この花は、アサガオのように1日で散ってしまいます。
しかし、これまたアサガオのように次々と咲くので、花の季節は意外と長いです。
花が散ると、このように種子を飛ばす体制に入ります。
鞘の面が個々に下から上にくるりんことカールし、種を飛ばします。
噴水を逆にしたような形でしばらく形を保つので、それを見てゲンノショウコだと気づくことが多いです。