
今朝までは腹の触角を動かしてたね
でも昼に見たら動かなくなってた
全ての質量を重力にまかせ
今は土に吸い付いている
ぼくの顔を見るとカマを伸ばし
手を差し出すと手から腕へと散歩をし
床に放すとぼくを追いかけ
君は本当にカマキリだったの?
ぼくたちは住む環境も違えば食べ物も違う
体のつくりも違えば生き方も違う
でもぼくは君を求め、君はぼくを求めた
はじめはぼくは君のことが怖かった
鋭いカマや大きな口でケガするかと思ってた
でも君は決してぼくをカマで挟まなかった
大きな口で噛み付いたりもしなかった
君の知能をあまく見てごめん
君はぼくが思うよりもずっと賢い生き物だった
君が親善大使の役割を果たそうとしていたのはわかっていた
だからぼくは君の前では素直になれた
次第に老いていくのはつらかったけど
君はそれさえもぼくに見せようとした
生き物だから老いていくのはわかっている
生き物だから死んでいくのもわかっている
わかっていることまで教えなくてもいいのに
土に吸い付いて動かない君の体
君と初めて出会った場所にあした埋めます
君からあずかった2個の卵のう
春になったら自然にかえします
必ずかえすので安心してください
クリスマスプレゼントが「思い出」なんて
人間以上のメルヘンやってんじゃねーよ
さようなら オオカマキリ

きっと看取ってもらえた事も彼女にはわかってるでしょうね
お疲れ様オオカマキリさん、そしておやすみなさい・・・
埋葬のほうも無事に終わりました。
残された思い出と卵を大事にしたいと思います。
安らかに眠って下され…
本当はいっしょに年を越せればと思っていましたが、あいつもがんばってくれました。
がんばったぶんだけ、ゆっくり休ませたいと思います。
>みやさん
みやさん、はじめましてです(^O^)
オカモノアラガイ、いいですねー。
ソフトクリームみたいで、かわいいカタツムリのなかまです。
看病期間が3週間というのは、がんばって長く生きたのだと思います。
誰にも勇気づけられなくて孤独であれば、もっと早かったかもしれません。
みやさんが気にしている気持ちは、確実に伝わっていたのでしょう。
すばらしいです、このBlog!
ぼくはあいあいですw
ブログのほうに行ったら休止中ということでしたが、接写の写真いいかんじですね。
接写についてはぼくも同感で、見えてなかったものが見え、その表情に気づき、まわりに素敵なものがどんどん増えていきました。
風景に寂しさを感じたら、また自ら切り取った四角い接写の世界で楽しんでください。
気ままというのは実に純粋な世界なので、気ままに行きましょう(^O^)
やはり逝かれてしまったんですね。
ぁぃさんの愛情をひしひしと感じました。
うちも、1月2日まで生きていたオオカマキリが大往生し、ハラビロカマキリも同じくらいに逝きました。こちらのオオカマちゃんと同じく、右鎌の腐敗が全身に転移し、身体がどす黒くなって・・・。
あと1匹、ハラビロをリビングで放し飼いにしていたのですが、12月31日にコオロギを食べた後、行方をくらまし、今でも行方不明です。
あの子は、2週間ほど失踪した後にひょいと出てくるような飄々とした性格なので、もしかしたら、今後現れる可能性も少しあります。
今は、カマキリたちのエサ用にと取り寄せた小さなイエコオロギたちがほとんど全員成虫に成長し、涼やかな声音で私たち家族を楽しませてくれています。
ちゃきーさんとこは年越しましたかー!
いやはや文字通りの大往生でしたね。
秋の終わりには姿を消すカマキリも、通常より世間を多く見て逝ったと思います。
こっちのイエコオロギもみんな成虫になり、すでに寿命で★になる個体も多くでています。
イエコオロギのチャキチャキした鳴き声も、なかなかいいもんですねw
9月下旬にピーマンを買ったらくっついてきたウスカワマイマイを飼い始めてから、たびたびこのブログにお世話になっていた者です。今日もツムツムの冬眠について調べていて、こちらの記事を参考にしておりました。そしたら偶然オオカマキリの記事を見つけて、もうめちゃめちゃ感動して涙が止まらなくなり今号泣いたしております(><)
ここ数日の写真を見ただけでも、そのときのオオカマキリの気持ちが表情などからとても伝わってきて、命尽きる時のどうしようもない空しさや無念さというものをしみじみ感じ、胸が押し潰されるような気がしました。
ところで、私は偶然縁のあった命を無視できずつい可愛がってしまうのですが、ずっと飼ってるとわかるのはたとえ虫であっても与えられた命と肉体を一生懸命大切にして精いっぱい生きているということです。
虫なりにいろいろ試行錯誤しながらより良い方法で生きていこうとする態度にはいつも感心させられています。
だからこそ、その最期はキラキラ輝いて、本当に燃え尽きるように散っていくんだなぁと感じます。
こんな小さな虫一匹にも立派な生涯があるということを、最期のセピア色の中に納まったオオカマキリの遺影が物語っているようです。
素晴らしい記録、読ませていただきありがとうございました。
はじめましてです(^O^)
昆虫は純粋かつ単純に生きる生き物ですが、よく見ていくとそこに感情があることに気づくことがあります。
その感情に応えることができれば、人間と昆虫は少しだけ意思の疎通ができるのかもしれません。(^O^)