2008年01月13日
水元公園の猫

東京下町の水元公園のベンチのネコ。
2001年11月22日撮影です。

人がいても逃げもせず、近寄りもせず、撫でられれば撫でられるままにしているネコ。
鳴きもせず、動こうともせず、ただ風景や人の姿を見ているばかり。

きっと、ここの公園に住み着いて長いネコだと思います。
何事にも動じないその姿は、たくましくもあり、うらやましくうつりました。
ネコはネコなりに長老になり、その貫禄はだらしない人間を超えることがあります。
少なくてもこの時は、撮影者を越えていました。

このネコはたくさんの人間の悩みを聞いてきたかもしれません。
このネコには、かわいいという要素がありません。
人間と対等に話ができそうな、そして悩みを聞いてくれそうな、そんな貫禄があります。

自分自身より、はるかに大きく見えた初めてのネコです。


posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(0) | 昔撮った写真 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
ページトップへ戻る