
1本のマユミの木。ここやここやここで書いたように、産卵された卵が無事に羽化したようで、元気そうなミノウスバの幼虫がマユミの葉を食べていました。
幼虫の数からみると、去年撮った卵が孵化したものと思われます。
ここで育った幼虫が羽化して成虫になり、ペアになって生まれ育った木に戻ってきて産卵し、その卵が孵化して幼虫になりました。
1本のマユミの木で、ミノウスバが繁殖を繰り返しています。
派手な色なのでなんとなく気持ち悪いような気がしますが、サナギになるために集団移動している幼虫の表情や、卵をひたすらに守る成虫の母性を見てしまうと、守ってあげたい気持ちが生まれます。
去年のカレンダーで考えると、幼虫たちはあと1ヶ月ほどここで生長し、サナギになるための大移動で一斉に姿を消すでしょう。
そしてまたこの木に戻り、産卵をするのでしょうか。
ミノウスバにとっては実家のような1本のマユミの木、いつまでも存在し続けてほしい木です。
こんな綺麗な芋虫ですし成虫の形も個性的で好きです。
私の家の周りではマユミなどがないのでお目にかかれません。
これらが無事成虫になってまた戻ってきてくれるといいですね。
今日部屋に戻り、セセリチョウの幼虫の様子を見ると
なんと巣に幼虫の姿がありませんでした!
探すとなんと手前の葉で巣を作っていました。
おそらく前の巣が小さくなったからだと思います。
巣にこもっていて様子がわからなかったのですが
確実にでかくなっていました。
発見時、長さ2センチ程度だったのが3センチくらいになっていました。
もう1匹は見当たらないので少し心配になっています^^;
日に日に大きさが大きくなっています。
芽吹いたばかりのマユミの若葉がおいしいようで、今日見たら2枝分の葉が全部無くなっていました_(^^;)ゞ
加減できないのが幼虫の食欲なので、このまま観察してみます。