ツツジの花の根元で、ウメエダシャクの幼虫が糸を紡んでいました。
サナギになる準備でもしているんでしょうか。
前に出した糸の部分部分を前脚で引き寄せ、口でくわえて接合しているように見えます。
網状のものを作っているかんじです。おそらく、数日間かけて作り上げるのでしょう。
「イモ虫」や「気持ち悪い」で終わるチョウや蛾の幼虫ですが、このような織物職人もいるわけです。
ウメエダシャクは、名前の通り梅の木につくシャクトリムシです。
ただ、梅の木だけではない他の植物にもつくようです
この写真はツツジの花にいるウメエダシャクですが、すぐ近くに梅の木があります。もしかしたら、サナギになるために遠征してきたのかもしれません。
ウメエダシャクのように、「〜シャク」というのはシャクガのなかまになります。
ウメエダシャクの成虫は、昼行性で羽根の色も白と黒の模様なので、チョウと見間違えるほどきれいな蛾です。
無事に羽化してほしいものです。
ユウマダラエダシャク、ウメエダシャク、
ヒトスジマダラエダシャクの幼虫はすべて
同じような模様をしていてややこしいです^^;
実は去年ヒトスジマダラエダシャクを飼って、
無事ケースの底で蛹になったのですが
原因不明にも羽化しなかったのです・・・
まだその蛹の死体も捨てきれず
持ってるわけですが^^;
かわいい路線だと「ホソナガバナナムシモドキ」もいいと思います。
「ジュクシスギタバナナダマシ」もいいかもですw
オオカマが孵化したとき大量に近所の野原に逃がしたのですがこのウメエダクジャクがたくさんいます。
この3週間くらいでこの幼虫やたらでかくなっています。
クモの巣みたいのに包まっていたのでクモに襲われたのかと思いましたがあれは繭なんですね〜。
特に葉っぱを食べた跡も無いので、どうやって大きくなったのか不明ですw
梅の木の上のほうの葉っぱでも食べてたのかも。
近所の野原では、そのうち大発生ですねw
ウチの「のうぜんかずら」?という木に羽化したのが一匹とまっていて、すぐそばの葉の裏に繭のが一匹いました。刺す種類じゃないか心配でしたが、そうじゃないようで良かったです。
元気に羽化してくれるといいなぁー。
羽化した成虫とサナギ(繭)を同時に見たということは、今どんどん羽化しているのかもしれませんね。
たぶん、同じ親が産卵した卵から孵った兄弟だと思います。
まだまだいろんな昆虫がいそうな気配ですねー(^O^)
そろえた胸脚かわいいw
なんてぁぃ♂タソブログ見始めて1年で思うよーになりますた
いぃのか、漏れ・・・www
それでいいのでありますw
虫は遠くから見ると社会と一緒に見えるので、嫌な存在に見えることが多いです。
しかし、近くから見るとひとつの生き物が健気に生きていることがわかります。
このウメエダシャクの幼虫は、まさにその代表例ですな(^O^)