2012年01月25日
エンマコオロギ、大往生

キャベツでも食べに来たのかなと産卵管に触れてあいさつしたら、動きませんでした。


エンマコオロギ、大往生

最後まで生きたメスのエンマコオロギ、ついに天寿全うです。
昨年の6月半ばに孵化が始まったエンマコオロギでしたが、まさかいっしょに年を越せるとは思っていませんでした。
その後もキャベツを食べながら元気に生きていましたが、ここで生涯を終えました。
悲しいという気持ちは無く、むしろありがとうの気持ちが強いです。長い間楽しませてくれたエンマコオロギには、素直に感謝の気持ちを伝えたいです。

この個体は、飼育ケースの中で生まれ、飼育ケースの中で生涯を終えました。
箱の中での人生を強いることにもなる飼育という行為、長い間十分に楽しませてくれたお礼をするならば、それは預かった卵をきちんと孵化させてあげることかもしれません。

今年の初夏、この個体も産んだはずの卵が孵化する予定です。小さな小さな幼虫が土の中から這い出てくるころには、この母親は土になっています。そしてその土もまた、何かの生き物の住処になったり産卵床になることでしょう。
自然は巡るものです。世代は繰り返すものです。このルールだけは尊重しなければならないと思うわけです。


エンマコオロギ、大往生

自分と最も長く一緒にいたエンマコオロギです。ありがとう。おつかれさま。


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2012年01月23日
今日のエンマコオロギ

最後の1匹になったエンマコオロギは、今日も何事も無く平和に生きています。
気温が低いときには木炭やバークチップの間に入っているので、防寒の知恵は持っているようです。
ご長寿のお婆ちゃんなので、人間を包み込むぐらいの包容力は持っていると思います。
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2012年01月15日
小正月のエンマコオロギ

24時間氷点下の季節ですが、最後の1匹のエンマコオロギは今日も元気です。
この季節にこうして昆虫の姿を見ることができるのも、長生きしてくれているエンマコオロギのおかげ。携帯カイロで暖をとりつつ、穏やかな余生を送っていただきたいと思います。
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2012年01月08日
最後の1匹エンマコオロギ

年を越したエンマコオロギですが、次の寿命組が4匹★になり、最後の1匹となりました。
触角も不完全ながら1本は健在で元気もいいですが、ふ節はすべてありません。恐らく、あと何日かで寿命を迎えると思います。
今夜も水道の元栓を締めなければならないほどの気温になる予報なので、カイロでの暖房はしっかりやっておきたいと思います。
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2012年01月05日
寒いけど熱いという昆虫の行動

室温が低いときにカイロを入れてやると、適度に温まったころに上に上がります。
それはいいのですが、カイロの温度がどんどん上昇していくと、今度は体を持ち上げるような動きを見せます。
熱ければ移動すればいいのですが、暖かさも見捨てることはできないようで、かなりの間このままの姿勢でくつろいでいます。
似たような姿勢は、秋の日向ぼっこのときにも見られます。気温が低い状況でも、太陽熱で温められた大きな石の表面温度はけっこう熱くなります。その石の上で、エンマコオロギは心地よい温度に感じるまで体を浮かせながら暖をとるわけです。
偶然とはいえ、自然界での生態の一部でもある石の上の日向ぼっこを使い捨てカイロで再現できたことはうれしかった次第。
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2012年01月03日
エンマコオロギ告別の儀

★になったエンマコオロギを飼育ケースのそばに置き、お別れだよと兄弟たちに声をかけました。
しばらくして、兄弟たちが亡骸をじっと見つめていることに気づきました。少し前まで飼育ケースの中で虫の息だったこの亡骸。触れて動きを確かめて、まだ生きていることを知っていたはずです。今はケースの外の兄弟の様子を、ただじっと見つめるだけです。
匂いや味に対する感覚器を発達させた昆虫ですが、直接触れなくても状況がわかるほどの視力が、もしかしたら複眼にもあるのかもしれません。また、複眼以外の未知の器官による何かがあるのかもしれません。
昆虫は、少なくてもこのときのエンマコオロギは、兄弟の死を感じ取ったはずです。


エンマコオロギ告別の儀

兄弟の死を知った個体は3匹です。このあと、なぜか全員がまっすぐ餌場に向かって食事を始めました。1匹はキャベツ、2匹は主食です。
この意味ありげな行動を目の当たりにして、昆虫たちも常に何かを考えながら行動しているんだということを改めて感じました。
声帯が震えることも無く、顔の筋肉も緩むことも無い昆虫ですが、だからと言って何も考えていないと結論づけることはあまりにも不自然だと思うわけです。
飼育環境下における一方的な愛情も、時に相手は不快に感じているかもしれません。昆虫が常に何かを感じながら生きているのなら、一方的な押し付けではなく、そこに対話を持ち込めば次の次元での飼育が、もしかしたら成立するのかもしれません。
もちろんこれは昆虫に限ったことではなく、犬や猫はもちろん、植物に至るまで言える事ではないかなと思うわけです。差はあります。知能や能力には大きな差がありますが、決して相手がゼロではないと信じています。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(3) | エンマコオロギ〜2011年 | 更新情報をチェックする
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