2011年09月27日
エンマコオロギの最終分家を実施

飼育中のエンマコオロギを、飼育ケースから全部出しました。数えたら37匹でした。
200匹以上孵化したエンマコオロギでしたが、何回かに分けて家の庭や会社の庭に分家させてきました。羽化する個体も出てきたのでここで最後の分家を行います。
飼育対象数は10匹。あとは全数を家の庭に放します。
飼育面積当たりの飼育数を適度にしないと、けんかしてかじり合ったりして傷負いの個体が増えてしまいます。できるだけ健康な個体同士が交尾して健康な卵を産むためには、適度な飼育数というのも考えなくてはなりません。
話は変わりますが、この写真を良く見るとメスがかなり多いです。自然な比率なのかどうかは不明です。


エンマコオロギの最終分家を実施

多くの個体を羽化寸前まで飼っていたので、フンの量が想定以上に増えてしまいました。
せっかくなので、交換できるものは交換します。


エンマコオロギの最終分家を実施

交換後の新規セッティング。木炭とバークチップと砂を交換しました。砂にはヤシ殻活性炭を混ぜています。
初期のセッティングと比べ、大きな個体が隠れやすいように各部変更しました。


エンマコオロギの最終分家を実施

右半分の写真。木炭が凸凹になるように置いてみました。
飼育個体数は、オス5匹メス5匹の計10匹。ケンカで深い傷を負ったり事故発生などで、オス2匹メス1匹ぐらいまでの死亡は想定範囲としています。


エンマコオロギの最終分家を実施

こんなかんじです。隙間が隠れ場所になることを想定しています。
正面から見ていちばん手前になる木炭上部は、わざと平らにしてみました。去年飼育していた時、よく高台のような場所に上がって鳴いていたので、今年はここをステージにしてもらいます。


エンマコオロギの最終分家を実施

左半分の写真。2個のバークチップを木炭に立てかけて、隠れるトンネルを作りました。残りの2個は寝かせています。こちらの木炭もステージを意識しています。
木炭の前が大きく空いていますが、交尾しはじめたらここに産卵床を置く予定です。


エンマコオロギの最終分家を実施

分家させる個体。自然界でたくましく生き抜いてほしいので、最後の晩餐ではありませんが大好物の枝豆をあげました。
家の庭にエンマコオロギの鳴き声が響き、うまく繁殖して来年の秋も鳴き声を聴ければいいなと思っている次第。
その前に、今年の秋に鳴き声が聴けるかどうかは、これからになりますが。
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2011年09月20日
エンマコオロギ羽化

エンマコオロギの羽化第1号です。孵化から約3カ月目で羽化しました。
他の個体も次は羽化という終齢幼虫が多く見られ、間もなく一気に羽化しそうです。
現在30匹ぐらいいますが、また家の庭に分家したいと思います。
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2011年09月08日
エンマコオロギの脱皮

キャベツを交換しようと思ってキャベツを取り除いたら、その裏側で脱皮し終えたオスの個体がいました。
背中には小さな羽根も見えだし、一歩一歩成虫へと近づいています。

自然界では3週間ほど前からエンマコオロギが鳴いています。今回の飼育環境化の孵化が1か月近く遅かったということなので、初夏の孵化のタイミングを少し早めるのも今後の策です。
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2011年09月06日
産卵管が見えるエンマコオロギの幼虫

今日も元気なエンマコオロギの幼虫ですが、腹部の先に産卵管が見える個体が出始めました。
この写真でわかりやすいのが、水飲み場の上にいる個体。先のとがった産卵管が見えます。あと、エサ台の奥の2匹にも見えます。
まだ幼虫なので短い産卵管ですが、成虫になると今の3〜4倍の長さになります。

家の庭にもかなり分家し、今ではケースの中は30匹ぐらいになりました。それでもまだ多いので、もう少ししたら再度家の庭に分家します。


産卵管が見えるエンマコオロギの幼虫

時々奇妙な形の個体がいて脱皮に失敗したかとびっくりしますが、これは後ろ脚をグイッと前に持ってきて口で掃除しているところです。
堂々と目立つ所でこのような仕草をするということは、少しだけ馴れてきた証拠です。
そのうち、エダマメをねだるようになるでしょうw
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2011年08月29日
エンマコオロギ脱皮の連続写真

気づいた時にはこの状態だったので、脱皮後半の連続写真という事で失礼。
昆虫の脱皮は、このように逆さまになって行われることが多いです。引力を利用しているんでしょうねー。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

脚の根っこが出てきました。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

出てきた脚が少し開いてきました。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

前脚と中脚が出たようです。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

頭部を起こして前脚と中脚で踏ん張ります。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

長い後ろ脚を引っ張り出します。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

後ろ脚が出ました。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

後ろ脚を折り曲げます。触角はまだ完全に出ていません。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

無事に脱皮完了。このあと、脱皮した抜け殻をむしゃむしゃと食べ始めました。

お引っ越しのために設置した引っ越しツールでしたが、置いてからみんなここで脱皮しています。木炭の周りは混み混みで騒々しいので、静かなこの場所がいいようです。
引越しのほうは、今まで十数匹が完了。まだまだ先は長いです。
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2011年08月17日
脱皮直後のエンマコオロギ

日々生長のエンマコオロギですが、先日設置したお引っ越しツールの上で脱皮してました。
脱皮直後は白いのですが、半日も経てば黒い体になります。右側にあるのが抜け殻です。


脱皮直後のエンマコオロギ

すさまじい食欲で、ほぼ何でも食べます。主食はスズムシのえさ。にぼしと穀物の配合飼料です。
食器の縁に後ろ脚を引っ掛けて食べるのが、エンマコオロギ族のしきたりです。
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