もう1年弱もカタツムリを飼っていますが、フンというものはどこから出てくるのか知識ではわかっていましたが、実際その瞬間を見たことはありませんでした。
見るとすでに出したあとで、足のところに固まっている状況。
いつか写真に撮ってやるぞと思いつつ、ついに撮影に成功しました。
ここから先は、お食事中の方はご遠慮ください。
と言っても、もうすでに見えているとは思いますがw

カタツムリのフンをする順序を説明します。
1.後ろ足で逆さまにぶら下がり、中足を浮かせます。
2.体を180度曲げ、頭の先を呼吸をする穴(空気口)のそばに持ってきます。
3.呼吸をする穴(空気口)は閉じ、そのすぐ下あたりから出てきます。
4.前足だけを歩くときのように波打たせ、そこにフンを乗せます。
5.波打った前足の上のフンは、ベルトコンベアのごとく移動を始めます。
6.中足は波打ってませんので、中足のところでフンが止まります。
7.中足のあたりにフンのダンゴが出来上がります。
8.カタツムリが移動をすると、そこにフンのダンゴが残ります。
各用語は、下の写真を見てください。

普通の生き物はフンを出すときにそのまま出しますが、カタツムリは前足の波運動で排泄を助けるようなことをします。
これがなぜなのかはよくわかりませんが、おそらくすぐ横の空気口をふさがないように、あるいは、空気口の中に入っていかないようにするためなのかもしれません。
また、生き物というのは人間が思う以上にきれい好きなので、少しでも体の遠くへ排泄したいのかもしれません。
カタツムリは、食べたものと同じ色のフンをしますが、このカタツムリは枯れ葉を食べたと思われます。
別に便秘だったからこれほどの量が出たということではなく、これほどの量のものを食べるのです。
1日に1〜2回ほどフンをしますので、この量の1〜2倍のものを食べることになります。
いやはや、本日はお見苦しいものをお見せしましたが、生物観察上、避けては通れない道ですので何卒ご勘弁願います。
やっと全部のフンを出し切ったようです。

しかし、今日のブログのタグを見てると、複雑ですなw