
筋有り組の2匹。キャベツを食べる量も減り、ふたの裏にくっつきっぱなしの状態です。
いよいよ冬眠体制に入った模様なので、枯れ葉を投入しました。枯れ葉を入れるときは、カラッカラのまま入れないで、霧吹きをしながら入れています。
自然界では雨や雪が降ったり霜柱ができたりするので、地面にある枯れ葉の奥のほうは濡れているはずです。これを少しでも再現するために、初期段階で枯れ葉をびしょびしょにしました。
どうせすぐ乾燥してしまいますが、下のほうは少しだけ濡れたままになるはずです。

筋無し組の2匹。ちょっと起きてしまいましたが、こちらも食べる量が激減していますので冬眠体制だと思います。
キャベツは、冬眠前に食べるかなと思って入れました。たぶん食べないと思いますが。

親カタツムリの2匹。奥の筋有り親は、ふたの裏にくっついていました。手前の筋無し親は、カットルボーンを入れている容器の下に潜り込んでいました。こっちも冬眠体制です。
昆虫やカタツムリを飼っていて思うのですが、最低気温または最高気温というものが非常に重要な判断材料になっているようです。
少なくても、カタツムリは最低気温を察知して冬眠に入るかどうかを決めているような感じです。
これは、日中どんなに暖房で室温が上がっても、深夜の気温が低ければ冬眠に入るということです。
同様に、冬眠に入った状態で室温がどんなに上がっても目覚めることはありませんでした。
記憶の中の複数の"最低気温"で、寝るか起きるかを決めているのかもしれません。
昆虫の孵化は、逆に最高気温がポイントのような気がします。昆虫だからそうなのか、卵だからそうなのか、どちらかと言えば後者かもしれません。
鳥の卵も温めるとヒナが生まれるので、細胞分裂の活性化には、やはり一定の温度が必要なのだと思います。
わからないのはカタツムリの孵化。これは温度が必ずしも関係があるとは言えないような気がします。基本的には梅雨の季節に孵化するものだと思っていましたが、飼育しているとその例外に多く出会います。まだまだ謎が多いカタツムリなのであります。