2012年12月31日
教えたがるカタツムリ

『ぁぃさんぁぃさん、ボクたちじゃなくて新聞の字にピントが合ってるお!』
『合ってるお!』
『だお!』


教えたがるカタツムリ

『ぁぃさん、みなさん、良い年をだお!』
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(6) | カタツムリ〜2012年 | 更新情報をチェックする
2012年12月25日
カタツムリの自主的水浴び

ふと見たら、筋無しの個体が水を入れた容器に体を浸してのんびりしてました。水深は数ミリです。

カタツムリに飲料用の水をあげるのは霧吹きで行ってきましたが、「容器に頭を突っ込んで水を飲む」とか「体を入れてお風呂に入っている」とかの情報をコメント欄で見かけ、そういうこともあるのかなと実験的に水を入れた容器を入れておいたわけです。
そしたら、まずここで水を飲む様子を観察でき、今回水浴びの様子を観察できました。
おもしろいのは、どちらも同じ個体でした。この飼育ケース内には筋有り2匹と筋無し1匹がいますが、観察できたのが筋無し個体のみということで、このあたりは個性というか性格が出ているということだと思います。

昔から筋無し個体は他の個体とは少し違う行動をとることが多く、人間を理解することや環境に慣れる早さも早いことから、順応性が高いような感じを受けます。また、キャベツの葉っぱを食べる時も一番美味しい部分にいち早く到達する様子も多く観察でき、もしかしたら知能も少しだけ高いのかなという印象もありました。

まあ難しいことはともかく、こうして水を飲んだり水浴びしたりするようなので、これは今後も続けていく予定です。空気が乾燥している時に、膜を張って体を引っ込めるという手段の他に水浴びをするという選択肢が増えたという意味では、自由度アップということになるでしょう。

ひとつだけ注意することといえば、水深だと思います。カタツムリは肺呼吸をするので、水の中では息をできません。呼吸孔を自主的に閉じれば大丈夫そうですが、万一の事故を想定して水深を数ミリにしています。
ちなみにこのアオモリマイマイは殻の直径が4cmあり、大きめの種類になります。容器の底を這った場合では水深5mmぐらいまでは大丈夫そうです。
小さな個体では、容器の底を這った場合や容器に落ちてしまった場合に、呼吸孔を超えないくらいの水深にしておいたほうがいいかもしれません。
呼吸孔がどこについているのかは、ここらあたりに書いています。フンも同時に写っているので閲覧注意な次第。
ちなみに、当時は呼吸孔を「空気口」と書いていますな(^^ゞ
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(3) | カタツムリ〜2012年 | 更新情報をチェックする
2012年12月20日
パツラマイマイの足の裏の妙

殻の直径1cmのパツラマイマイですが、腹足にちょっとだけ特徴があります。


パツラマイマイの足の裏の妙

歩いている時にはっきり見えてくるのですが、端のあたりに斜めの線が現れます。
カタツムリは歩くときに筋肉を収縮させて前に進みますが、その収縮の境界線のようなものが線として見えてきます。
アオモリマイマイの場合は全体に現れますが、パツラは両端に斜めに出るところがおもしろいところです。


パツラマイマイの足の裏の妙

また、通常ある黄色の帯が斑点に見えることもあります。斑点になったりならなかったりするので、何かをやっている時のしるしだと思います。加速中とかなんでしょうか。


パツラマイマイの足の裏の妙

今日も霧吹きをすると始まるのが運動会。ケース内を這いながら水を飲むわけです。内向的な母から生まれた個体ですが、育つにつれてすっかり外向的になりました。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(2) | カタツムリ〜2012年 | 更新情報をチェックする
2012年12月19日
カタツムリの恋のあせり

『ぁぃさんぁぃさん、うしろでなんだかいちゃいちゃしてるお…』


カタツムリの恋のあせり

筋有り:『うまうまうま…、ニンジンの甘さは恋の甘さな次第だお♪』
筋無し:『そういう所存だお♪』
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(2) | カタツムリ〜2012年 | 更新情報をチェックする
2012年12月18日
カタツムリの恋矢

前にここで観察したカタツムリの恋矢ですが、砂利の上にポロリと落ちていたので詳しく見ることにしました。
長さは14mm、右側のとがっているほうが先端、左側が体側になります。うぶ毛のような白い毛は、ティッシュに置いてはがしたときのもので、ティッシュの繊維です。
捨てられた恋矢があったということは、交尾した可能性が高いです。


カタツムリの恋矢

体側の先。右側に恋矢を出し入れするための筋肉がついていたんだと思います。


カタツムリの恋矢

真ん中あたり。よく見ると、細かく波打っているのがわかります。


カタツムリの恋矢

先端部。ピンボケですが、とがった部分の少し手前まで波打っています。

長くカタツムリを飼っていますが、恋矢を詳しく見たのは今回が初めてです。今までも何回も出して捨てていたと思われますが、気がつかないで一緒に掃除していたかもしれません。

恋矢の使いかたを簡単に言うと、交尾の相手をツンツンと突っついてソノ気にさせるために使います。交尾が終わると恋矢を体から放出するように捨てます。
人間も相手をソノ気にさせるために肩や指先などでツンツンすることもあったり無かったりしますが、それをどう判断するかは人の数だけあったりなので、生命体が高度に進化するというのも考えものですな。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(8) | カタツムリ〜2012年 | 更新情報をチェックする
2012年12月15日
筋有り筋無し3兄弟とニンジン

3兄弟の飼育ケースを掃除中なので、ふたの上で待機してもらっています。子どもの頃は要領がわかっていないので新聞紙の上まで出てきますが、このころになるとふたの中でじっと待っています。


筋有り筋無し3兄弟とニンジン

掃除完了、ニンジン投入。今回のニンジンは維管束の部分が細くて丸々と太ったニンジンでしたので、食べるところの量も多く、味も甘そうです。


筋有り筋無し3兄弟とニンジン

『うまうまうま…、ぁぃさんこりゃ甘いお!』

いっぱい食べて来年は卵を産んでくれよー(^O^)
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(5) | カタツムリ〜2012年 | 更新情報をチェックする
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