2007年05月27日
昨夜、半透明になったアゲハのサナギが、本日10:35に羽化を開始しました。
そのもようを3分間隔でインターバル撮影をしたので、掲載します。

アゲハチョウの羽化の連続写真1 / 撮影時間 10:32:18
アゲハチョウの羽化の連続写真1 / 撮影時間 10:32:18
透明度がかなり増してきて、尾のコントラストもわかります。

アゲハチョウの羽化の連続写真2 / 撮影時間 10:35:18
アゲハチョウの羽化の連続写真2 / 撮影時間 10:35:18
2箇所に亀裂が入りました。羽化の始まりです。

アゲハチョウの羽化の連続写真3 / 撮影時間 10:38:18
アゲハチョウの羽化の連続写真3 / 撮影時間 10:38:18
3分後、早くも抜け出し完了。羽根はまだ濡れて縮んでいます。

アゲハチョウの羽化の連続写真4 / 撮影時間 10:41:18
アゲハチョウの羽化の連続写真4 / 撮影時間 10:41:18
羽根が、下のほうから伸びてきました。

アゲハチョウの羽化の連続写真5 / 撮影時間 10:44:18
アゲハチョウの羽化の連続写真5 / 撮影時間 10:44:18
さらに伸びる羽根。口を丸めにかかっているのもわかります。

アゲハチョウの羽化の連続写真6 / 撮影時間 10:47:18
アゲハチョウの羽化の連続写真6 / 撮影時間 10:47:18
だいぶシャキっとしてきた羽根。羽根の中に体液がどんどん流れます。

アゲハチョウの羽化の連続写真7 / 撮影時間 10:50:18
アゲハチョウの羽化の連続写真7 / 撮影時間 10:50:18
羽根が伸びきりました。ここまで15分かかっています。

アゲハチョウの羽化の連続写真8 / 撮影時間 10:53:18
アゲハチョウの羽化の連続写真8 / 撮影時間 10:53:18
羽根の開閉運動開始。乾燥の仕上げと準備運動です。

アゲハチョウの羽化の連続写真9 / 撮影時間 10:56:18
アゲハチョウの羽化の連続写真9 / 撮影時間 10:56:18
羽根の中央部と先端部が、さらに広がってきました。

アゲハチョウの羽化の連続写真10 / 撮影時間 10:59:18
アゲハチョウの羽化の連続写真10 / 撮影時間 10:59:18
さっきよりも大きく広げて、いい調子のようです。

アゲハチョウの羽化の連続写真11 / 撮影時間 11:02:18
アゲハチョウの羽化の連続写真11 / 撮影時間 11:02:18
羽根の乾燥完了。

アゲハチョウの羽化の連続写真12 / 撮影時間 11:05:18
アゲハチョウの羽化の連続写真12 / 撮影時間 11:05:18
これから散策を開始しようとしている状態です。

アゲハチョウの羽化の連続写真13 / 撮影時間 11:08:18
アゲハチョウの羽化の連続写真13 / 撮影時間 11:08:18
3分後、撮影範囲から消えました。

アゲハチョウの羽化の連続写真A
アゲハチョウの羽化の連続写真A
思いっきり羽根を広げられる場所に移動しました。

アゲハチョウの羽化の連続写真B
アゲハチョウの羽化の連続写真B
丸まった口、ふさふさの毛、凛とした脚、先が丸い触角

アゲハチョウの羽化の連続写真C
アゲハチョウの羽化の連続写真C
小宇宙のような青、太陽のような赤、地球を支配する昆虫の姿です。

アゲハチョウの羽化の連続写真D
アゲハチョウの羽化の連続写真D
飛び立っていいんだよ。しかし、まだ飛び立とうとしません。

アゲハチョウの羽化の連続写真E
アゲハチョウの羽化の連続写真E
ベランダの葉大根の葉っぱに止まらせました。
好きなときに好きなほうへ飛び立って行っていいよ。


こうして、アゲハの羽化が無事終わりました。
急遽取り付けた割り箸に止まってくれたので、付けた甲斐がありました。

残る3匹は、まだじっとその時を待ち続けています。

    。    。
    \ /
  _ iiioo__
 (◆ iii ゚ー゚)ii◆)<お庭のツツジの蜜いただくねー♪
  \_|U_| __/
   (__UU_)
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2007年05月27日
外の雨を感知したのか、9:42現在、羽化無し。
日中から夜にかけて、羽化の可能性有り。

続報------------------------------------------

11:45、買物に行って帰ってきたら、無事羽化完了。
引き続き撮影して、午後に写真掲載。
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2007年05月26日
羽根が透けるアゲハのサナギ

アゲハのサナギのうちの1匹が、羽化直前です。

羽化の前日に、このように羽根のもようが透けて見えるようになります。
このサナギは、おそらく明日の明け方に羽化すると思われます。

前回は、先を急いだサナギが羽化に失敗しました。
このサナギの羽化、なんとか成功してほしいものです。

ちなみに、他のサナギのようすは下のとおりです。

羽根が透けるアゲハのサナギ

こちらももうすぐ羽化かな?
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2007年05月12日
アゲハの幼虫は、サナギになる場所をかなり綿密に選びます。

羽化したときの足場があるかとか、脚がひっかかりやすい足場なのかとか、出てきたときの空間が十分かとか、角度がいいかとか、そういう条件に適した場所を見つけるために、蛹化する前の幼虫はかなり広範囲を歩き回ります。

場所を決めた幼虫は、まず周辺に糸を貼ります。張るじゃなくて貼るです。
枝の表面や壁の表面に、網目状に糸のじゅうたんをつくります。
これは、羽化したときに脚がうまくひっかかるようにするためだと思われます。
羽化直後のアゲハは、羽根を乾かして伸ばすのにどこかにぶら下がらなくてはいけません。ぶら下がっているときに、脚をすべらすわけにはいかないので、必死です。

飼育ケースという人工的な環境で羽化するサナギも足場の糸を貼りますが、その足場の糸の領域外はいきなりツルツルテカテカです。
飼育ケースのふたがいくら網目状になっていても、表面に爪はひっかかりません。

そんなわけで、割り箸とつまようじで誘導路を作りました。
割り箸のところで羽根を乾かしてくれることを想定しています。
つまようじの表面は、ニッパーでギザギザ加工を施しました。

アゲハの飼育ケースを羽化モードに改造
90度2次元交差型

アゲハの飼育ケースを羽化モードに改造
90度変則2次元交差型

アゲハの飼育ケースを羽化モードに改造
90度3次元型

出口を確保しつつ、脚を伸ばせば届く位置に配置したつもりです。
なお、もう1匹の個体は天然枝でサナギになりましたので、特に加工はしていません。

アゲハの飼育ケースを羽化モードに改造
天然枝につき無加工

出る方向と出てからの移動方向をシミュレーションしながら加工したので、1時間半もかかってしまいました。
カタツムリのキャベツ交換するの忘れてた(´・ω・`)
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2007年05月11日
サナギに変化がありました。
その様子が、下の写真です。

アゲハ、羽化近し

わかりにくいので、3種類の光源で比較撮影をしてみました。

一つ目の変化が、矢印のところです。
白色光源で照らすとよく見えますが、線が見えるようになってきました。
これは、しっぽが伸びて節のところが目立つようになったことになります。つまり、中での体の形成が限度に達している、要するにほぼ完成したということです。

二つ目の変化が、四角で囲ってあるところです。
ストロボ撮影するとよく写りますが、黒くなってきました。
これは、中の体の胸部〜尾部が透けて見えていることになります。成虫の胸部〜尾部は黒いのでそれがそのまま見えている、つまり体はほぼできあがっていることが言えます。

色合いや光の浸透度は様々なので、このように色々な光源で照らしてみると見えやすくなることがあります。

一般的に、羽化する前日の夜には体がかなり透けると言われます。
この写真の比ではなく、半透明に近いくらい透けて、羽根の模様まではっきり見えるそうです。
今22:35ですが、明日羽化するとなるともっと透けているはずであり、明朝の羽化は無さそうです。
しかし、中の体がほぼ完成していることを考えると、数日以内に羽化する可能性が高そうです。

すっかり暖かくなり、いろいろな花が咲いています。
半年以上もサナギの姿で冬眠していたアゲハ、いよいよ羽化の季節がやってきました。
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2007年05月10日
アゲハ、羽化に失敗

きのう帰宅したら「アゲハが出てるよ」というので見たら、出かかっていました。
夕方ごろから、ずっとこのままの状態ということで。

夕方ごろからなら、もう出終えてもいいはずだと思ってよく見たら、サナギの裂け目が入るべきでないところに入っており、出口が小さすぎて引っかかって出れないでいる様子でした。

さらに悪いことに、もがいたらしくて体が傷つき、漏れた体液が羽根とサナギの皮を癒着させて乾いていました。

傷ついていないなら、サナギの皮を裂いて出してあげたかったのですが、すでに癒着して固化している状態・・・
ゆうべはつきっきりで事態を見守ったのですが、今日の朝見たら★になっていました。

このサナギは、一番最後にサナギになった個体で、大きさも一番小さい個体でした。
一番最後にサナギになったのに、一番最初に羽化してしまったこの個体、なんとも残念です。

残るサナギの羽化が無事に行われるよう、祈るばかりです。
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