2017年06月12日
カブ幼虫が前蛹に

皮膚の色が濃くなってシワが増え、脚は機能しない状態。プリプリ幼虫がブヨブヨ幼虫になりました。
前に蛹室を作ったことを書きましたが、やはり蛹化間近のようです。この幼虫はB幼虫。


カブ幼虫が前蛹に

こっちはF幼虫。脚が機能しなくなっており、やはりサナギになるところです。
いよいよサナギになる前の状態である「前蛹」になったのであります。


カブ幼虫が前蛹に

中の温度。コンクリート打ちの車庫の中なので温度の急変はありませんが、さらに発泡スチロールの中に入れてあるので最近は暑い日でも保冷ケースのような状態になっています。
無事にサナギになったら絶対安静なので、動かさなくても状態が見えるような状況をつくるかも。
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2017年06月06日
カブ幼虫が蛹室形成か?

B幼虫が形の整った広い空間を作っていました。


カブ幼虫が蛹室形成か?

今までのねぐらのような空間ではありません。これは、サナギになるための部屋である「蛹室」かもしれません。
しかも、この空間が異常に縦に長く、もしかしたらツノのことを考えたオス個体かもしれません。


カブ幼虫が蛹室形成か?

F幼虫も同じような空間を作っていました。


カブ幼虫が蛹室形成か?

こっちはメスかも。
体の色はやや黄色みがかった程度で、皮膚がしわしわになる前蛹の状態ではありません。
これが蛹室であれば、今後は前蛹になってサナギへとなっていくでしょう。

他の個体ですが、ADEはマット中を上下移動して暴れてます。蛹室を作る環境調査をしているのかもしれません。Cは外からは見えなくなりました。中央部で休んでいるか同じように蛹室を作っているかもしれません。

カブ幼虫飼育も、いよいよ腫れ物に触る時期に突入した次第。日々観察したい気持ちは山々ですが、その気持ちと反比例した行動をとらなくてはならないわけです。とりあえず、やることはやったつもりなので、あとは神に祈るのみ。
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2017年05月27日
蛹室造成のためのマット調整実施

Fの個体がしきりに容器をかじって蛹室を作りたがっているのではないかということをここで書きましたが、ちょっと全数チェックしてみました。


蛹室造成のためのマット調整実施

各飼育ビンの幼虫の位置。今いる空洞の形から判断すると、まだ蛹室を作り始めていないようでした。
幼虫自身も前蛹のような色の体ではありません。ただ、以前よりはほんの少し黄色みがかっています。


蛹室造成のためのマット調整実施

マットを出して状況を見てみると、水分の自然蒸発を除外してもちょっとさらさらすぎる印象。このさらさら度のマットの中でフンをモルタル代わりに使ったとしても、蛹室を作るのは大変そうです。自分がもし幼虫だったとしたら、マットを何とかしろと容器をかじりますw


蛹室造成のためのマット調整実施

そこで、ふるいを通した黒土をマットに混ぜたあと、水を入れて適度な粘り気を持つように調整してみました。
マットの粘り度は、丸く押し固めるとなんとか団子状になるかんじ。これぐらいだと、幼虫も蛹室を作りやすくなると思います。
蛹室が万一くずれるようなことがあると、それが蛹化の瞬間に重なった場合、変形した蛹になってしまいます。結果的に、変形した成虫になるわけです。なので、マットの粘り具合は非常に重要なところ。
ただ、粘りや水分量があまり強すぎると今度は通気性が悪くなるので、今回もひとビンひとビン確認しながら調合していきました。けっこう大変です。しかし、すごくおもしろいです(^O^)


蛹室造成のためのマット調整実施

マットを入れて4分の3くらいを押し固め、その上に押し固めない状態でマットを入れました。
しっとりとした改良マットに幼虫を投入。マットの色も少し濃くなっています。


蛹室造成のためのマット調整実施

明らかに、ただの木くずではなくなったマット。


蛹室造成のためのマット調整実施

そんなわけで、全数マット調整完了。
これでF個体のかじり現象が無くなるのか、そのあたりが今後の観察ポイントになる次第。
こんな作業を夜中に車庫でやっているわけですが、変な生きがいを感じますw
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2017年05月25日
ガリガリかじるカブ幼虫

このFの飼育ビンから、断続的にガリガリ音が聞こえてきます。幼虫が容器をかじっているようです。


ガリガリかじるカブ幼虫

ふたを開けたら、マットの中から出てきていました。この体勢で容器のふたをかじっていたわけです。


ガリガリかじるカブ幼虫

このような行動は一言でいうと「容器の外の世界を求めている」わけですが、もう少し言うと「温度や湿度などの環境が原因でマットが住むに堪えない」「マットがフンだらけで食べるマットが無い」「蛹室を作る場所を探している」あたりになると思います。
マットを見ましたが、極めて正常。ということは、3つ目の蛹室探しの可能性が大きい状況です。
まあ、マット中の領域に蛹室を作るのに適した場所が無かったので探しているのだと思いますが、本当はビンの底のほうをわざと固くしてやると、そこを好んで蛹室を作るのはわかっていますが、フンや細かいマットも普通に含まれており、作ろうと思えば作れるのではないかとも思ったり。
実際カブ幼虫にも個性があり、この状況でもだまって蛹室を作る個体もいると思います。なので、全個体のマットを固く改良する作業をするのも気が進まない次第。もしかしたら、すでに蛹室を作る気になっている個体がいたり、作り始めている個体がいたりするかもしれません。その場合、マットをいじくりまわすのはかえってストレスがかかるような気もします。
はてさてどうしましょうか。このFの個体だけでも固くしましょうか。明日また考えます。


ガリガリかじるカブ幼虫

カブ幼虫のオスメス判別は、これくらいの大きさになるとわかりやすいです。上下逆さまにしてアップにすると・・・


ガリガリかじるカブ幼虫

こうです。V字マークが見えるので、この個体はオスの可能性が大です。
他の幼虫のオスメスも気になりますが、マットの中からほじくり出して丸まった体を無理やり伸ばしてまで確認することはやめときます。今回は偶然マットから出ていた場面に遭遇し、運よく角度的に見えたので撮ってみました。
エンマコオロギの時もそうでしたが、最終的なオスとメスの割合はその後の家族計画上重要な要素になります。6匹のカブ幼虫のオスメス比率はどうなっているのか、それは羽化してからの結果待ち。運よく飼育ビンの側面から見える場所に蛹室を作ってくれれば、蛹の時点でオスメスがわかるかもしれません。

何はともあれ、幼虫が蛹になろうとしている時点から羽化するまでがカブトムシ飼育で最も神経を使うところ。それは幼虫本人たちも同様です。
突発的な事故も発生し、その対策には人の手が必要なものもあります。異常は無いかと日々チェックし続けなければなりません。できるだけ振動を加えないようにしつつです。大変ですw

カブトムシの飼育は非常に簡単なイメージがありますが、上記の時期では難易度は高いです。この時期を「放置」という形で乗り切るのも一つの選択肢であり、これは事故をゼロにするのではなくて最小限にするという個体の生命力にまかせた自然志向の策です。実際、この策が一番良いのかもしれません。
ただ、事故をゼロにしたいと考えた場合、「放置」策は消えます。この記事内でマットを固める作業をするかしないか迷っているのは、久々の飼育となるカブ幼虫なので、自分は半分初心者のようなものだからです。
無難な放置をとるか、対策強行をとるか。いやはや、非常に悩ましいのであります。
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2017年05月06日
カブ幼虫マット交換実施

少し前にパネルヒーターの電源を切って暖房を停止しているカブ幼虫ですが、そろそろマット交換の時期なので実施した次第。


カブ幼虫マット交換実施

ふたを開けたら、Fの幼虫が上に来ていました。マットの環境が気に入らないようです。


カブ幼虫マット交換実施

あ、こりゃフンだらけですな。他の飼育容器のほうはどうでしょうか。


カブ幼虫マット交換実施

確かにフンだらけ。暖かくなってきて食べる量も増えたようです。


カブ幼虫マット交換実施

一時避難所に移動。この間に、飼育容器のマットをふるいにかけてフンを取り除きます。
そして、保管していた新しいマットと混ぜて水分量を調整し、また飼育容器に戻します。
細かいフンやフンの匂いが多少残っていないと、環境激変に幼虫がびっくりしてしまいます。


カブ幼虫マット交換実施

『食うモンねーぞゴルァ!』


カブ幼虫マット交換実施

ふるいにかけて取り除いたフン。かなりの量です。


カブ幼虫マット交換実施

臭いはほぼ無臭。肥料にもなるそうですが使いませんw


カブ幼虫マット交換実施

新旧混合マットを入れた飼育容器に移動。さっそく潜り始めました。


カブ幼虫マット交換実施

暖かいので潜るのも速いです。


カブ幼虫マット交換実施

またいっぱい食べろよー(^O^)


カブ幼虫マット交換実施

寒暖差がまだあるので、念のためまたここに入れときます。パネルヒーターは切ってます。


カブ幼虫マット交換実施

最近の保温箱の中の温度。夜は一桁の気温になりますが、保温箱の中は最低16℃までしか下がっていないようです。
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2017年03月20日
パネルヒーターのタイマー制御の結果

パネルヒーターのタイマー制御の結果

気候が少し暖かくなってきているのもありますが、こうやって見ると外気温の割には温度が上がりすぎておらず、まずますの温度推移となっています。
MAX値を今ぐらいに保つよう、気温の上昇とともに通電時間をさらに減らしていく予定。
そろそろマット交換もしたいこのごろな次第。
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