『カッタバーミ カッタバーミ どっこかーしらぁ〜♪』




『あったわぁ〜.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(n＾ω＾)ηﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*!!!!!☆ 』

クロッカスを植えている小さなプランターなのですが、クロッカスが夏眠している間にいつのまにかカタバミが繁殖していました。せっかくなので、シジミチョウを呼ぶためにこのまま放置します。




カタバミは種を四方八方に飛ばす繁殖力の強い雑草です。根付くと深く根を張るので、これまたやっかいなのであります。他の鉢や周囲への繁殖には注意を要する次第。

カタバミの葉が、きれいに食べられていました。
こんなにきれいに食べるのは、ヤマトシジミの幼虫でも終齢に近い大きな幼虫です。
奥のほうに、何やら緑色のものが写っています。




いました。ヤマトシジミの終齢幼虫です。
1cmぐらいにまで生長したヤマトシジミの幼虫は、このあとサナギになる場所を探してサナギになるか、幼虫のまま越冬します。
地面の上に無防備にころがって越冬することもあるので、むやみに土をいじれません。
まだまだ不安定ですが、ひとつのプランターの中でヤマトシジミの命のサイクルが回り始めています。

種を蒔いたら芽が出て喜んだのもつかの間、さっぱり大きくなりません。
地下茎ごと植え替えたほうは、かなり前から黄色い花を咲かせて種まで飛ばしています。
多年草というものは、1年目はみんなこうなんでしょうか。
とりあえず、ヤマトシジミの姿はまだありません。

ヤマトシジミのカテゴリで書いてきたように、去年カタバミを栽培しましたが、今年もまたやってみたいと思います。
去年は育った苗を移植しましたが、今年は種まきからのスタートです。
去年育てたカタバミから採取した種を蒔き、2週間ぐらいで発芽しました。




ハート型の本葉を伸ばし、なかなかかわいい芽です。
今年もヤマトシジミが産卵してくれればいいなと思います。

ヤマトシジミの産卵場所提供のために植えたカタバミも、そろそろ終焉を迎えようとしています。




ヤマトシジミの卵と幼虫までは確認しましたが、その後のサナギや成虫は確認できませんでした。
葉っぱもかなり食べたようで、無事に育っていたようです。
蛹化や羽化を見せてくれないヤマトシジミでしたが、来年の春に近所で子孫が飛んでいてくれればいいと思います。

ヤマトシジミのためのカタバミ栽培、ここに終わります。