2007年12月10日
オオカマキリ、またもや産卵か!?

またまた、おなかがぷっくり膨らんできました。
けっこう限界に近いほど膨らんでいるので、もしかしたら近いうちに産卵があるかもしれません。

12月も3分の1を過ぎましたが、パネルヒーターと携帯用カイロのおかげで、コオロギ&カマキリは元気です。
ただ、羽化するコオロギが続々と増えだし、そろそろ鳴き声がうるさくなってきましたw
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2007年12月08日
今日は、オオカマキリと遊ぶ日です。
飼育ケースの外に出して、しばしじゃれあいました。
どうやらゴジラになりたかったようなので、動画を撮ってみました。

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2007年12月07日
イエコオロギを見つめるオオカマキリ

オオカマキリの飼育ケースを掃除するために、ふたを外してカマキリくんに待ってもらうことにしました。
すぐ横のイエコオロギの飼育ケースの中を、じっと見つめるカマキリくんです。

『いる、いるいるいる!うぉぉぉぉぉぉぉー!』

そんな気持ちで小刻みに首を動かしながら、(・・ )( ・・)キョロキョロ。
こんなたくさんのイエコオロギを見たのは初めてだと思うので、少し驚いているようでした。


イエコオロギを見つめるオオカマキリ

『なんつーか…、すっげぇぇぇぇー』

水族館に初めて行った子どものように、見入ってしまうオオカマキリ。

時々カマキリくんを飼育ケースから出し、腕に乗せたりしながら外の世界を見せてあげます。
飼育ケースの中は、ごはんを食べるところと落ち着けるところという認識があるらしく、飼育ケースの中に自分から入っていくことも多いです。

そんな良い子のカマキリくんですが、最近またおなかが大きくなってきました。
もしかしたら、2回目の産卵があるかもしれません。
しかしながら、かなりのご高齢。
産めるかどうかが気になるところでもあります。
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2007年12月06日
イエコオロギの脱皮の連続写真

背中を折り曲げて動かないようなら、脱皮の合図です。


イエコオロギの脱皮の連続写真

頭部、胸部、腹部の3分の1が出ています。


イエコオロギの脱皮の連続写真

前羽根が起き、腹部の半分が出ています。
白いひも状のものは、古い殻から伸びる気管です。脱皮というものは、外界に触れる部分が全部入れ替わることなので、空気の通り道の内側の皮ということです。
カブトムシの蛹化のときにも、同じものが見られます。


イエコオロギの脱皮の連続写真

さらにがんばります。


イエコオロギの脱皮の連続写真

前脚と中脚が見えてきました。あとひといきです。


イエコオロギの脱皮の連続写真

なんと!乱入者が下に蹴落としてしまいました。


イエコオロギの脱皮の連続写真

交尾寸前のカップルとニボシに前後を塞がれ、それでもうしろ脚まで出てきました。


イエコオロギの脱皮の連続写真

ここまでくれば、もう安心。


イエコオロギの脱皮の連続写真

無事に脱皮成功です。


イエコオロギの脱皮の連続写真

あとはこのまま体が硬くなるのを待ちます。

超特大の写真を見たい方は、下の画像をクリックです。

イエコオロギの脱皮の連続写真
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2007年12月05日
ニボシを食べるイエコオロギの動画

ニボシ粉末入りの配合飼料を与えているのですが、試しにニボシそのものを入れてみました。
かなり食いつきます。特に頭部には即反応して群がります。
そのようすを、またまた動画に撮ってみました。

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2007年12月04日
羽化するイエコオロギ

まさに今、羽化したてのオスのイエコオロギです。
比較的閑静なポットの上で、体が硬くなるのを待っているようです。


羽化するイエコオロギ

コオロギやスズムシは、羽化したての状態では前羽根の下にうしろ羽根があります。
テントウムシやカブトムシのように、飛ぶために必要なうしろ羽根は残りますが、地上生活するコオロギにとっては無用なものになります。
したがって、このうしろ羽根はやがて自然に抜け落ちます。
真っ白くて縮まっているように見えるのが、うしろ羽根です。
まだ縮まっていますが、これがやがて伸びて羽根になり、そして抜け落ちます。


羽化するイエコオロギ

体も柔らかく、力も出ない。最も外敵に狙われやすい瞬間です。
共食いの性質を持つコオロギなので、こうやって仲間から離れたところで硬くなるのを待ちます。


羽化するイエコオロギ

そこへ割って入るメスのイエコオロギ。こちらも羽化したてのようです。
先ほどのオスは、体格のでかいメスに追い出されて、下の木炭の上に場所を変えました。
このメスを見ると、ありえないくらい長い白い羽根が見えます。
これが、伸びたうしろ羽根です。
飛ぶための羽根なので、これくらい長くても普通です。
イナゴの姿を思い出すとわかりやすいのですが、体長と羽根長の比率はこんなもんです。
しかしこの羽根はコオロギには不必要。やがて抜け落ちます。
伸びきったうしろ羽根がついている成体を見ることができるのは、羽化したての短い時間のみです。


羽化するイエコオロギ

こぼれた水で湿った土のところに、メスの成虫だけが集まっています。
産卵をしている瞬間です。
長い産卵管を地面に刺し、体を伸縮させながら産んでいます。

正直こういった姿を見ると、かわいそうな気持ちになります。
えさとして買ったイエコオロギも、羽化したり産卵したり、ちゃんと自分たちのルールで生きています。

今書いているのは「オオカマキリ」のカテゴリーですが、通常は「オオカマキリにえさをあげました」という書き方をするケースが多いと思います。
しかし、その「えさ」は「えさ」なりに生きています。
工場で作られたビタミン剤の錠剤ではないのです。
そんなわけで、イエコオロギはイエコオロギとして、ちゃんと紹介したいと思います。
他の生き物と同じように生長して次の世代のために必死に産卵する、そんなイエコオロギでも、環境によっては「活餌」になってしまうのです。
マイマイカブリを飼えばカタツムリでも活餌になり、ヘビを飼えばカマキリも活餌になってしまいます。
このせつなさややるせなさこそが肉食動物飼育の持つ大きな意味であり、かわいいかわいいだけでは終わらない大切な要素を持つ飼育であると思います。

人間界の中にいる生き物が単にペットではなく、自然界の一片を見せてくれる対象にもなり得るのであれば、飼育は観察であり、観察は飼育になります。
観察から生じた生物間相違は対策を生み、生物間類似は愛を生みます。
そしてどんどん深みにはまっていくと、コオロギを通販で買うようになりますw
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