2010年09月20日
10年前のカブトムシ

2001年5月に撮影したカブトムシ。昔飼っていたカブです。
声をかけると、いつも写真のように片手をあげて応えてくれました。虫って馴れるんだと初めて知った瞬間です。
もちろん、卵からずっといっしょにいた個体で、幼虫時代にはマット交換時に数多くのスキンシップがありました。
小鳥系はヒナのころから飼うと馴れることで有名ですが、昆虫にもそれはあります。
ただ、体のつくりがつくりなので、観察をじっくりしないと気づかないことが多いです。
知的な昆虫の場合は、30分も見てると数回メッセージを出してくるのがわかります。昆虫にも希望や意見があるので、それをくんでやるのが仲良くなるコツかもしれません。
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2009年07月24日
090724.jpg

今でこそ昆虫ばかり撮っていますが、大昔はむしろ風景ばかり撮っていた次第。
無機質であればあるほど、その深みにはまっていきました。
アナログで作られたデジタルやデジタルで作られたアナログの中にある何かが、右脳にビンビン響いていました。
今、右脳を揺らすのは、昆虫たちの笑顔なわけです。
タグ:風景
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2008年01月27日
クリスマス創作写真その2と3

きのうの写真には続編があって、その2とその3が上の写真です。

窓の雪をはらうと、家の中にいたのは雪だるまでした。
最後はふたりでクリスマスパーティーをしました。

飼育とは関係の無い写真が続きましたが、冬眠中ということでご勘弁w
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2008年01月26日
クリスマス創作写真その1

2000年12月12日に撮影した創作写真です。

ガラス板にスノースプレーを吹き付けて、向こう側にケーキ用のろうそくを置いています。
サンタの人形は5cmぐらいです。

暖かそうな部屋の中をそっとのぞくサンタの顔に、室内の灯りが反射するような角度にしています。

寒さと暖かさを同居させたかったのが趣旨です。
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2008年01月13日
水元公園の猫

東京下町の水元公園のベンチのネコ。
2001年11月22日撮影です。

人がいても逃げもせず、近寄りもせず、撫でられれば撫でられるままにしているネコ。
鳴きもせず、動こうともせず、ただ風景や人の姿を見ているばかり。

きっと、ここの公園に住み着いて長いネコだと思います。
何事にも動じないその姿は、たくましくもあり、うらやましくうつりました。
ネコはネコなりに長老になり、その貫禄はだらしない人間を超えることがあります。
少なくてもこの時は、撮影者を越えていました。

このネコはたくさんの人間の悩みを聞いてきたかもしれません。
このネコには、かわいいという要素がありません。
人間と対等に話ができそうな、そして悩みを聞いてくれそうな、そんな貫禄があります。

自分自身より、はるかに大きく見えた初めてのネコです。
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2008年01月09日
浅草寺のハトポッポ

2000年12月20日に撮った、東京浅草の浅草寺のハトです。

カメラをハトの視点まで下げて液晶を覗くと、まるで自分がハトの中に入ってハトになってしまったかのような錯覚を感じました。
観光地のハトらしく、カメラという機械を理解しているのか、まったく怖がりません。
『どけどけ〜』とばかりに構うことなく前進してくるハトの大群は、たくましくもありました。

比較的寿命の短い生き物の写真は、古くなるにしたがって、決まって思うことがあります。
もう年寄りになったんだろうなぁとか、みんな死んじゃって今は子孫たちに入れ替わったのかなぁとか、命のサイクルを感じえません。

たった数年前の過去という時間の中に、ひとつの命の完結がいくつもある。
生まれては消えていく命の繰り返しを感じさせる不思議な力が、写真というものには確かにあります。
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