2009年05月23日
野生化するゴミムシダマシ

ヨモギの葉を見ていたら、どこかで見た後姿。


野生化するゴミムシダマシ

おお、ゴミムシダマシキタ━(゚∀゚)━!
去年の春に成虫やら卵の入った土やらを放しましたが、子孫が誕生したようです。
思えば、カマキリのエサ用に買ったミルワーム。カマキリの死後にそのままミルワームを飼育して、成虫であるゴミムシダマシになった次第。
お前の親はパン粉の中で育ったんだよーと言ってもわからないでしょうなぁ。
ゴミムシダマシの飼育のもようは、ゴミムシダマシのカテゴリーで見ることができます。
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2008年06月09日
ゴミムシダマシとの再会

ゴミムシかなと思ったら、ゴミムシダマシでした。
まさにだまされたわけで、素敵な再会なわけです。

放した場所から1mぐらい離れた場所にいました。
無事に生き延びているようで、ひとまずほっとしたところです。
あいかわらず逃げ回り、人間には慣れないようす。まあ、これぐらいでないと本当に安心できないわけですけど。
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2008年05月23日
ゴミムシダマシよ元気でナ

懐かしの昭和流行歌のようなタイトルですが、本日ゴミムシダマシ全匹を自然に帰しました。
オオカマキリのえさに困って買ってきたミルワームですが、まさか成虫になって春までいっしょにいることになるとは思いませんでした。
おかげで脱皮だけでなく、蛹化や羽化まで見ることができました。
すばしっこくて臆病な昆虫でしたが、ヨモギハムシにも似た表情があることも観察できました。

思えば、突如のカマキリ飼育がきっかけになったゴミムシダマシとの出会い。
あのオオカマキリには、ほんと感謝の気持ちでいっぱいだわさw
いっぱい卵産んで、会社の庭をミルワームだらけにしろよー(^O^)
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2008年05月17日
サイゴ ノ ウカ

あれから数時間後、たったひとりで羽化しました。
五体満足で、無事に羽根も乾燥できました。


サイゴ ノ ウカ

みずみずしく繊細、か弱く鮮明。
飼育の醍醐味は、この一瞬の姿を目の前にできることです。

これで全てのサナギの羽化が完了しました。
中には羽化できなかったサナギもいました。
サナギ時代にかじられたりして傷ついた個体の羽化率は、極めて低くなることもわかりました。
また、無傷のサナギでも羽化に失敗する個体もいました。

脚が1本無い個体、羽根をたためなかった個体、触角が癒着した個体。
昆虫の変態は想像以上に繊細で、この過程をすり抜けた者だけが成虫にまでなることができます。
大きくなる・形成する・交尾する、目的別に姿を変える変態という難易な手法を選んだ昆虫という生き物は、実は地球上で最も繁栄している生命体でもあります。
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2008年05月15日
サイゴ ノ サナギ

広い羽化部屋の中で、たったひとり。
今夜、最後のサナギが羽化を迎えようとしています。

みんなこの羽化部屋で成虫になっていきました。
一時は30匹以上のサナギが密集し、羽化する空間さえ心配になるほどでした。
あのにぎやかだった羽化部屋も、明日には誰もいなくなります。


広い羽化部屋の中で、たったひとり。

脚や鼻先を真っ黒くし、腹部をピクンピクン動かしています。
あと数時間以内に羽化する合図です。

ゴミムシダマシのサナギも、これで見納めです。
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2008年05月04日
ゴミムシダマシの成虫の旅立ち

羽化して成虫となったゴミムシダマシの数も100匹以上になり、外の気温も暖かいので、自然に放すことにしました。
あれだけいた幼虫(ミルワーム)も10数匹となり、サナギも20匹ぐらいです。
今いる成虫を一旦放し、続いて羽化してくるゴミムシダマシも、体が黒く硬くなったら放そうと思います。
放す場所は会社の敷地内としました。穀物類や腐敗したものをえさとするので、今の敷地内の生態系を考えても影響は無いでしょう。

産卵も確認している現状では、次から次と卵の数が増えることになります。狭くて養分も無い赤玉土で孵化した幼虫は、食べるものがありません。そのためにも、早い時期で放す必要があったわけです。
自然の土は、何らかの養分があります。また、産卵環境も本来の場所になります。
念のため、パン粉と土を混ぜたものを地面に埋めて、そこに赤玉土ごと放しました。成虫は、その上です。
潜る者あり、周辺に散っていく者あり、それぞれの人生が始まります。


ゴミムシダマシの成虫の旅立ち

日光もコンクリートも生まれて初めてのゴミムシダマシ。
隙間が好きな昆虫なので、あっという間に石などの隙間に入って姿も見えなくなりました。
本来なら全数が爬虫類や鳥のえさだった運命のミルワームなので、サナギになって成虫になったことは想定外だと自分でも気づいているかもしれません。
人間をはじめとする外敵から身を守り、したたかに生きていってほしいものです。
今いるサナギが羽化し終われば、ゴミムシダマシの飼育も終了となります。
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