2008年10月23日
オオカマキリ永眠

本日、オオカマキリが永眠しました。
4匹飼っていますが、兄弟の中で初めての永眠になります。

産卵も終えていたので、役割を果たした安堵感の中で静かに逝ったと思います。
数々のハンデを持ちながらも産卵を見せてくれてありがとう。
君の卵は、自然の中で来年の孵化を待っています。
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2008年10月23日
カマキリ危篤状態

産卵したメスのオオカマキリが、危篤状態です。
触角に触れても反応無し、腹部呼吸運動停止。
時折、わずかにカマを動かす程度です。

湿らせた脱脂綿を口元につけましたが、飲んでいるのかどうかはわかりません。
今夜がヤマというか、あと数時間かもしれません。
終齢時の片カマ喪失、羽化時の羽根変形、さまざまなハンデを乗り越えて産んだ卵のうは、今は自然の中です。
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2008年10月15日
オオカマキリが産卵しました

妊娠中だったオオカマキリが、産卵しました。
産卵したのは、片方のカマを失ったほうのメスです。


オオカマキリが産卵しました

カマをひとつしか持たないこの個体については、将来にあまり期待を持ってはいけないと感じていました。
えさを十分に摂れなく、寿命まで生きることは困難だと思っていました。
しかし、捕獲のテクニックをみがき、捕った獲物は残さず食べる徹底ぶりで、メスの宿命である産卵までなんとかこぎつけました。

卵のうは形も悪く、大きさも小さめです。
しかし、この個体にとってはようやくたどり着いたゴールなのです。
本当によく頑張った!と、声を大にして言いたい次第。

この個体は、すでに自分で捕獲できない状態です。
獲物の動きに反応してカマを伸ばすのですが、その速度が遅くて逃げられてしまいます。
もう1匹のメスと同じように、介護していかなければなりません。

卵のうは、近いうちに自然に帰したいと思います。
来年の初夏には、土の中の母カマキリの孫が孵ると思います。
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2008年10月07日
それぞれのオオカマキリ

秋が深まっていくとともに、徐々に弱り始めているオオカマキリたちです。
こちらは、交尾して妊娠中のメスです。
この個体は特に弱っており、すでに天井まで上ることはできません。
カマの動きも遅くなり、えさを捕獲できないので、手渡しであげている状況。介護状態なのであります。
この状態で産卵まで達成できるかどうかは、非常に微妙な状況と言わざるをえません。
そんな状況なので、この個体だけ特別な飼育ケースにしています。


それぞれのオオカマキリ

こちらは、終齢への脱皮のときに片カマを失い、片カマのまま羽化したメスです。
一時は絶望感までありましたが、上手に捕獲し、捕獲したえさはきれいに食べる個性のおかげで、元気に暮らしています。
そんなわけで、この個体も交尾して妊娠中です。


それぞれのオオカマキリ

こちらは、2匹のメスの交尾相手の種カマのオスです。
かなり元気があり、ケース内をよく歩き回ります。
メスに食べられるのを2度もすり抜けた猛者なのであります。
手に乗せると、指にしがみついて腹を曲げてくるので、まだまだ交尾をしたいのかもしれません。
というか、メスの腹と指を間違わないでください。


それぞれのオオカマキリ

こちらは、もう1匹のオスです。
イケメンという名目で登場した個体が、この個体です。
顔やスタイルは端正ですが、交尾を経験させていません。
こちらも非常に元気で、動いていることが多いです。


オス2匹の食欲がピーク時より落ちていますが、たまに捕獲して食べているようです。
あまりにも食べていないときは、手渡しでえさや水を与えています。

どのくらいのペースで食べているか、捕獲ができているのか、いろいろな状況の変化によって飼い主の対応も変わってくるのが飼育なので、毎日よく観察することは非常に大切なことです。

あと、またこんなことを書くと変人みたいですが、昆虫の顔をよく見続けていると、昆虫が何か伝えてくることがあります。
うまくキャッチできれば、昆虫の望みをひとつでもかなえてあげられるかもしれません。

それにしても、この季節というものは寂しいものです。
祭りのあととでも言うのでしょうか。みんないなくなります。
飛ぶ虫は飛んでこない、跳ねる虫は跳ねない、鳴く虫は鳴かない、みんなそれぞれの一生を終えようとしているのが、この季節です。
越年や冬眠をする生き物もいますが、身近な昆虫の多くは、この秋の終りに★になります。
飼っているオオカマキリもその例外ではなく、いつかはその日がやってきます。
いやはや、秋の寂しさにはまだまだ慣れそうにありません。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(12) | オオカマキリ二世 | 更新情報をチェックする
2008年09月30日
産卵しそうなオオカマキリ

依然、お腹がふくらんでいるオオカマキリのメス。
産卵のための材料がいっぱい入っていそうです。


産卵しそうなオオカマキリ

羽化したてはギョウザのようなお腹でしたが、今では宇宙戦艦ヤマトのようです。
オスからのコスモタイガーを格納したので、エネルギー充填120%で波動砲発射となる予定です。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(6) | オオカマキリ二世 | 更新情報をチェックする
2008年09月11日
食欲の無いオオカマキリ

先日交尾を終えたオオカマキリのメスですが、腹部が大きくふくらんできました。
以前はギョウザのように平べったい腹部でしたが、今ではまん丸にふくらんで丸太のようです。
食欲もかなり旺盛でしたが、今日はなぜか朝から1回も食事をしません。
下で歩きまわるイエコオロギの姿にも関心を見せず、食欲がない様子です。
交尾後から産卵までの最短期間は不明ですが、もしかして産卵が近いのでしょうか。


食欲の無いオオカマキリ

天井で穏やかに過ごすメス。母になるのでしょうか。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(8) | オオカマキリ二世 | 更新情報をチェックする
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