オオカマキリ5齢とイエコオロギ幼虫の、現在の大きさの比較です。
オオカマキリのほうが大きくなるのが早いので、その差は広がっていきました。
現在は怖がることなく、堂々と狩りをしています。
イエコオロギが割りばしを登ってきたところを、すかさず捕えました。
捕らえた後は1段高いところまですり下がって食べ始めるあたりは、さすがです。
片方の後ろ脚とともに腹部を抑えつつ、もう片方の後ろ脚の付け根にかみつくのも、手順としては正しい順番です。
うまく両方の後ろ脚を抑えられたときは、いきなり頭にかみつくこともあります。これも正攻法でしょう。
まず何よりも早く動きを封じる必要があり、物理的にやるか神経的にやるかです。
どこを抑え、どこにかみつくか。これは本能としてもともと持っているものを実行し、そしてさらに学習しているのだと思います。
昆虫の脳は人間の脳と比べるとはるかに小さいですが、いろんなことを考え、いろんなことを学んでいます。
これが理由で、学習能力の高い昆虫は人に慣れる現象も起こります。
ちなみに、ゴミムシダマシは学習能力が皆無のようで、全く慣れませんでしたw