ふと地面を見たら、苔からマツらしきものが発芽していました。
この苔は、サクランボと甘夏の土換えをしたときに鉢から取り除いたもので、もったいないので地面に圧着しておいたものです。
ヒマワリの芽の近くなので、水やりの水がいつもかかっていた場所なので、発芽に至ったようです。
問題は、どこから種が運ばれてきたのかです。
周辺をよく見ると、同じ苔を圧着したところからもう1本発芽中でした。
葉の先に松の実がくっついています。これは重大なヒントです。
以前拾ってきた松ぼっくりには、こんな大きな松の実は入っていませんでした。
ということは、数年前から育てているマツとは違う種類ということになります。
さらに、羽根をつけた種がどこからか飛んできたということでもなさそうです。
サクランボや甘夏を置いていた場所周辺には、マツらしき木はありません。
そんなわけで、誰かが人工的にここまで運んできて落としたことになります。
リスは近所にいないので、鳥でしょう。
葉の先についていた松の実を調べてみました。
直径が5mm強、長さが6mm強です。
半分に切ってみると溝があり、ここに葉が収納されていました。
切断面はみずみずしく、まだまだ栄養分がありそうです。
松の実をつける種類を調べてみると、イタリアカサマツ、チョウセンゴヨウ、チルゴザマツ、ピニョンマツ、アメリカヒトツバマツ、メキシコマツということですが、さっぱりわかりません。
いずれ、食用の松の実が採れる種類らしいです。
なんだかよくわかりませんが、邪魔にならない場所に発芽しているので、もうしばらく様子を見たいと思います。